Menu
(0)

Search

ダンスゲーム『JUST DANCE』映画化企画が始動 ─ 『ピーターラビット』監督がプロデュース

Photo by JoyTek https://www.flickr.com/photos/joytek/5137251382/

フランスのゲーム会社Ubisoftによる人気ダンスゲーム『Just Dance』シリーズの映画化企画が始動した。米Deadlineが報じている。

『Just Dance』シリーズは2009年に第1作が発売され、その後欧米を中心に幅広い層からの人気を獲得した。メインシリーズは年に1本のペースで新作が発表されているほか、子ども向けの『Just Dance Kids』やディズニー・チャンネル作品の楽曲を使用した『Just Dance: Disney Party』シリーズ、マイケル・ジャクソンやブラック・アイド・ピーズ、ABBAなどをフィーチャーしたスピンオフ版が幅広く展開中。全世界で1億2,000万人がプレイする超人気シリーズに成長しており、日本では任天堂がローカライズを担当した『JUST DANCE Wii』シリーズがリリースされた。

このたび『Just Dance』シリーズの映像化権を獲得したのは、ミラ・ジョヴォビッチ主演『バイオハザード』シリーズや『search/サーチ』(2018)などを手がけた米国の製作会社Screen Gems。ゲームの開発元であるUbisoftのテレビ・映画部門と、同じく米国の製作会社Olive Bridge Entertainmentが企画の開発とプロデュースにあたる。

今回の報道で注目すべきは、本作のプロデューサーとして、実写映画版『ピーターラビット』(2018)や『ANNIE/アニー』(2014)のウィル・グラック監督が名前を連ねていることだろう。Deadlineによれば本作で監督を務める予定はないというが、音楽の扱い方に定評がある人物だけに、プロデューサーとしてどのように才覚が発揮されるかに注目したい。

ちなみにダンスゲームの映画化といえば、先日は「DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション)」がハリウッドで実写映画化されることも大きな話題を呼んだばかり。同作はダンスによって人々が団結し、世界滅亡を食い止めるという衝撃的なストーリーも注目されたが、『Just Dance』はどんなアプローチの物語になるのだろうか。2019年1月現在、製作陣は脚本家の検討中だという。

映画版『Just Dance』(タイトル未定)の撮影・公開時期は未定。

Source: Deadline

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly