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『ジョン・ウィック』第1作、最初は3人しか死ななかった ─ 結果77人死んだ

伝説の殺し屋ジョン・ウィックさんが殺して殺して殺しまくるアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズでは、多数のマフィアがジョン・ウィックさんに殺められる。ところが、意外にもシリーズ第1作では、わずか(?)3名しか殺されない筋書きになっていたのだという。

『ジョン・ウィック』(2014)脚本はデレク・コルスタット。監督のチャド・スタエルスキは米Comicbook.comに「金曜日に脚本を貰って、確かその日のうちに読んでしまって、週末かけて色々考えた」と述懐。そこで、「確か初期の脚本では3人しか死ななかったんですよ」と明かしているのだ。「うち2人は交通事故で。すごくすごくミニマルで、ちょっと違う内容でした」。

ところが公開された映画で、怒りのジョン・ウィックさんは容赦ない殺戮劇を見せる。有志の「キルカウント」によれば、その死者数は77名にものぼる。「ちょっと違う」どころじゃない変更な気もするが、これは監督の「ギリシャ神話のような、寓話のような物語、シュールなアクション映画にしたい」というアイデアによるものなのだそう。

キルカウント数は2作目『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)で128名まで及び、3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)では94名。派手に見せるため、わざと犠牲者数を増やしているのではないかという説を否定したスタエルスキ監督は、「単純にキアヌの殺陣、マーシャルアーツ、動きがメキメキ上達している。武器もずいぶん変わったし、スケールも大きくなった。シーンが大規模になっているので、死者数も自然と増えただけ」と説明。死者数アップにこだわっているという事実はなく、「ただ殺陣を作っていたら、そうなっただけです」と強調した。

ちなみにジョン・ウィックさんは『ジョン・ウィック:チャプター2』で殺しすぎたため、壊滅させられた敵マフィアは151名分の葬儀を執り行っている

葬儀の様子はコチラです

Source:Comicbook.com

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THE RIVER編集部THE RIVER

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