【独占】ジョン・ウィックさんに殺された151名のマフィアの皆様を偲ぶ追悼映像が公開

この度、大ヒット公開中の『ジョン・ウィック:チャプター2』より、主人公ジョン・ウィックに劇中で殺されたマフィアの皆さんを偲ぶ追悼式(約13分)の日本語同時通訳付き公式映像が、THE RIVER独占公開の形で届けられた。
この追悼式で司会を務めるのは、アブラム・タラソフさん。そもそも『ジョン・ウィック』シリーズで描かれるジョン・ウィックさんの復讐劇は、ロシアン・マフィアのヴィゴ・タラソフさんの息子ヨセフさんの悪事を発端としている。
アブラムさんは、元凶となったヨセフさんとは親戚関係にあたり、そのせいでひどいとばっちりを受ける羽目に。ロシアン・マフィアのボスながら、容赦無さすぎるジョン・ウィックさんにビビりまくっていた張本人が、本追悼式でマイクの前に立った。
「本日ここにお集まり頂きましたのは──」ワイン・レッドのシャツの上にブラックのジャケットを合わせたアブラムさんは語り始める。「世界一最悪な暗殺者の手によって葬られた、犯罪者一家の愛すべき魂たちを偲ぶためです。」その暗殺者とはもちろん、ジョン・ウィックさんのことだ。
アブラムさんは速やかに、亡くなった犯罪者たちひとりひとりの追悼を始める。その数、なんと151名。マフィアではあるが、恐ろしいジョン・ウィックさんに果敢に挑み命を落とした彼らに敬意を表し、ここでは映像で紹介された皆様をご紹介したい。
追悼 ジョン・ウィックに殺害された皆様
ボリス・マルコフさん
「彼は国際レベルの暗殺者だっただけでなく、非常に腕の良いタップダンサーでした」アブラムさんは故人を偲ぶ。ボリスさんは、マルコフ家で初めて大学に通っていたという、勤勉な一面も。タラソフ家では、ボリスさんの死を悲しみ、タップダンサーのための奨学金支援を始めたという。享年45歳。
アレサンドロ・ルッソさん
歯並びが良かったアレサンドロさんは、ジョン・ウィックさんに殺害された後の身元確認の際、歯科記録が役に立ったという。「いつまでも笑ってくれよ、アレサンドロ…」アブラムさんは別れの言葉を贈った。享年45歳。
ハラフィヒ・イナムクさん
劇中でも一際目立っていた、スモウレスラーのような大柄な男がハラフィヒさんだ。アブラムさんは、ハラフィヒ・イナムクという変わった名について触れながら、「この業界内において最も上品な暗殺者の1人だった」と偲んだ。アブラムさんは、眠れない夜にハラフィヒさんに歌を歌ってもらっていた思い出話を披露。美しいソプラノ・ボイスの持ち主の死を悔やんだ。享年36歳。
ハルト・イトウさん
画家としての才能に富んだハルトさんは、アブラムさんらをモデルに水彩画を描き、マフィアのメンバーに親しまれた。祭壇の側には、ハルトさんが生前に手掛けた絵が飾られている。鉛筆を用いて美しい絵を描いたハルトさんは、皮肉にも鉛筆で殺されたのだった。享年34歳。
ほか、鉛筆で命を落とされた皆様
なお、ジョン・ウィックさんの狂気の鉛筆の芯は、ハルトさんだけでなく、ニコ・ワタナベさん(享年42歳)、アンドレイ・ブルカさん(享年40歳)、デミトリ・オルロフさん(享年38歳)、イザベラ・ベリーニさん(享年37歳)、スタニス・ペトロフさん(享年45歳)、そしてレオナルド・ビアンキさんにも及んだ。レオナルドさんは生前リオの愛称で親しまれ、クラブ・フットボール・チームで腕のいいクオーターバックとして知られた。32歳だった。
ニコロソ・ファリナさん
指の太かったニコロソさんは、ソーダの缶が開けられなかったという。享年41歳。
ガブリエル・リッチさん
かつて船の事故で睾丸を失っていたガブリエルさん。その事故にはアブラムさんも居合わせていたそうだ。享年41歳。
イヴァン・ダヴィードフさん
アブラムさん4度目の結婚式で会遇人を務めたイヴァンさんは、最も時間に厳しい暗殺者として知られていた。享年34歳。
トマッソ・”ノックノック”・グレッコさん
“ノックノック”のミドルネームは、トマッソさんが生前よく口にしていたジョークに由来する。「ノックノック」「だあれ?」…そんなジョークに答えてくれる人も、もういない。享年35歳。
グレゴリー・ヴォルコフさん
生前はグリリーの愛称で親しまれていた。アブラムさんは彼をグレゴリーと呼びたがったが本人がそれを拒み、グリリーの愛称で呼ぶよう頼んだという。そんなグレゴリーをアブラムさんは「正直好きではなかった」と述懐し、むしろジョン・ウィックさんが彼を殺してくれて「良かった」と語った。享年34歳。
チェスラフ・アントノフさん
持ち前の明るさを武器に、タラソフ家に新たに迎え入れられていたチェスラフさん。仕事の初日に殺害されることになった。享年27歳。
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