アナ・デ・アルマス『ジョン・ウィック』スピンオフ映画、『プロミシング・ヤング・ウーマン』脚本家が参加

『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ映画『Ballerina(原題)』にて、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)のエメラルド・フェネルが脚本に協力していることがわかった。
本作は、家族を殺し屋の手で奪われた若い女性が、復讐のために殺し屋へと変貌を遂げる物語と伝えられている。主人公のバレリーナは、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)にて、アンジェリカ・ヒューストンふんするディレクターが運営する、舞踊家・暗殺者の養成学校の教え子として初登場した。
世界中の映画賞に輝いた監督・脚本家のエメラルド・フェネルは、本作の脚本を手がけるシェイ・ハッテンと、メガホンをとるレン・ワイズマン監督の脚本に協力し、その内容に磨きをかけるよう務めたようだ。この情報を明かしたのは、本作の主演を務めるアナ・デ・アルマス。米Elleのインタビューにてアルマスは、脚本の協力者探しに深く関わっていたといい、「女性作家を雇うことは、私にとってとても重要なことでした。私が企画に参加した時点では、監督のレン・ワイズマンと、もうひとりの男性しかいなかったからです」と説明している。
「“それでは上手くいかない”と思いました。だから、5〜6人の女性作家と面接することにして、エメラルド・フェネルを採用したんです。とても誇らしいことでした」と続けるアルマス。本作の詳しいあらすじは明らかになっておらず、どこまでフェネルが脚本開発に携わったのかも定かでない。米Varietyでは、現時点で本作にフェネルがクレジットされるのかはわからず、最終的には全米脚本家組合によって決定されると報じられている。
ちなみにフェネルは俳優としても活動しているほか、「キリング・イヴ/Killing Eve」シーズン2ではショーランナーを務めたことでも知られている。
映画『Ballerina(原題)』は、2022年夏に撮影開始見込み。
▼『ジョン・ウィック』の記事
『バレリーナ』キアヌ・リーブスと対戦のアナ・デ・アルマス、『ジョン・ウィック5』にも出演熱望 本作での対決を経て 『バレリーナ:The World of John Wick』は「『ジョン・ウィック』の精神受け継ぐ」とキアヌ・リーブス ─ 「また演じられて楽しかった」 お墨付き 『ジョン・ウィック』当初死ぬのは3人だけだった ─ その後、77人が死ぬ映画に変身 伝説には起源あり 『ジョン・ウィック5』は「新たな物語」を描く ─ 「サーガはほとんど完結した」とチャド・スタエルスキ監督 「まったく異なる作品に」 『ジョン・ウィック』ドニー・イェン主演スピンオフ映画、アキラ役リナ・サワヤマが続投へ ─ 「彼らの物語は決着がついていない」 前作から直結か?