『ジョン・ウィック』監督、リナ・サワヤマ演じるアキラのドラマ化に興味 ─ 過去作キャラ大集合のアイデアも

『ジョン・ウィック』ユニバースを率いるチャド・スタエルスキ監督は以前、「ジョン・ウィック抜きの」新たなドラマシリーズを開発中であることを明かしていた。たくさんいる個性豊かなキャラクターの中から、主人公には誰が選ばれるのだろうか。
米ScreenRantでは、スタエルスキ監督が「素晴らしいキャラクターは何人もいますし、みなさんが彼らをもっとたくさん見たがっているというのも分かっています」と語った上で、新ドラマについて再び言及。掘り下げに興味を示しているキャラクターたちを複数挙げている。
ローレンス・フィッシュバーンが演じたバワリー・キング、1作目でジョン・レグイザモが演じたアウレリオといった名前を挙げながら、監督はシリーズ第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)で初登場を果たしたリナ・サワヤマ演じるアキラについても触れ、「彼女を気に入っているんです」と語っている。コンチネンタルホテル大阪のコンシェルジュを務め、支配人シマヅの娘でもあったアキラのストーリーは再登場が期待できそうな締めくくりとなった。スタエルスキ監督は以前にもアキラのスピンオフ製作に意欲を見せていた。
また、3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)でハル・ベリーが演じたソフィアについても、スタエルスキ監督は「彼女の前日譚が見たいです」と発言。過去には、監督とベリーの間でソフィアの単独映画化が話し合われたことも判明しており、実現度も高そうだ。また前日譚となれば、ジョン・ウィックとの謎多き関係性を掘り下げることもできる。
ところで、企画中のドラマが「単独」作品であると考えるのは時期尚早なのかもしれない。スタエルスキ監督は「彼ら全員を登場させるドラマに興味がある」とも語っているのだ。「イタリアやフランス、日本、中国、中東、インドネシア、ロシアといった国の犯罪組織や実際の文化の中で作れたら、遊びがいがありそうですよね」。
『ジョン・ウィック』シリーズの最新作はアナ・デ・アルマス主演のスピンオフ単独映画『バレリーナ(原題)』。『パラベラム』でわずかに登場したバレリーナを主人公に、家族を殺し屋に奪われた若い女性が復讐のため殺し屋へと変貌していく物語になるという。
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Source:ScreenRant