『ジョン・ウィック』ウィンストンとバワリー・キングとのスピンオフは「いつか作られる」? ─ イアン・マクシェーン、継続的な登場に意欲

映画『ジョン・ウィック』シリーズに出演してきたイアン・マクシェーンが、自身が演じるウィンストンの今後について語っている。マクシェーンは、とあるキャラクターとのコラボレーションに期待しているようだ。
ウィンストンといえば、殺し屋たちが安心して身を寄せることができる唯一の憩いの場、コンチネンタルホテル・ニューヨークの支配人。3作の映画シリーズで主要キャラクターとして登場し、主人公ジョン・ウィックの物語の鍵を握る人物でもあった。
ジョン・ウィックの物語は第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)にて一区切りが付いたが、果たして他のキャラクターはどうだろうか。米Screen Rantでは、ウィンストン役のマクシェーンが「私とバワリーキングのスピンオフはあるでしょうね」と自身のアイデアを明かしている。「いつか作られるはずです」。
マクシェーンによれば製作陣は、第4作でウィンストンが死ぬというアイデアをある時点で検討していたという。「彼らは、誰を本当に残すかを決めるまでは全員を殺そうとしますからね」。この言葉を裏返せば、今後のシリーズではウィンストンの活躍を見ることができるということかもしれない。
実際にウィンストンが『ジョン・ウィック』シリーズで重要視されている例として、直近では彼を主人公とする前日譚スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」が製作された。同作では、マクシェーンが共演を望んだローレンス・フィッシュバーン演じるバワリー・キングと縁の深いキャラクターも登場。今後、ウィンストンとバワリー・キングのスピンオフが製作されても不思議なことではない。
現状、「どうなるかは分かりませんけど」と慎重な姿勢を見せてもいるマクシェーン。今後は『コンセクエンス』前の物語を描く『ジョン・ウィック』シリーズ最新のスピンオフ映画『バレリーナ(原題:Ballerina)』への出演を控えている。まずはそちらでの活躍を楽しみにしよう。
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Source:Screen Rant