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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』恐竜に生命を吹き込む驚異の技術とは? ロボットとCGの裏側に迫る特別映像

ジュラシック・ワールド/炎の王国
© Universal Pictures

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督による『ジュラシック・パーク』(1993)から25年。
シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)より、これまで25年間にわたって『ジュラシック』シリーズを支えてきた、インダストリアル・ライト・アンド・マジック(ILM)の驚異的な技術力をひもとく特別映像が到着した。

これまでILMは、驚くべき技術で描かれたCGの恐竜によって『ジュラシック』ファンの度肝を抜いてきた。最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、J・A・バヨナ監督が「『ジュラシック』シリーズではリアルな恐竜が求められる」と語るように、その“リアル”を追求すべく、生物を模したロボットを用いた撮影技術であるアニマトロニクスとCGを融合。古生物学者らと相談し、解剖学的に正しい恐竜の模型を骨格から再現する緻密な作業が行われた。
視覚効果を務めたダン・バロウの「観客にはリアルな恐竜を楽しんでほしい」という言葉からはスタッフの情熱が、またバヨナ監督の「CGかアニマトロニクスか目を欺かれる」という言葉には確実な技術力への自信がうかがえる。

ジュラシック・ワールド/炎の王国
(c)Universal Pictures (c)Giles Keyte

出演者のうち最大のスターは“恐竜”だといえる『ジュラシック』シリーズでは、アニマトロニクスとCGの両分野に一流のアーティストが集結。プロデューサーのフランク・マーシャルは、作り手たちへの信頼をこのように明かしている。

「ILMは監督と緊密な連絡を取って仕事を進めてくれましたし、技術の限界に挑戦してくれました。恐竜の登場シーンを作り上げる道具箱に、新しい道具が増えていくのを見るのはとてもワクワクしますよ。これまで長きにわたって、すばらしい怪物たちを創造してきたニール・スカンランもアニマトロニクスを作ってくれています。リアルな恐竜を使うことでファンも楽しめますし、また俳優たちも、実際の恐竜たちとやり取りをするほうがいいと思うんです。」

またVFXスーパーバイザーのデヴィッド・ヴィッカリーは、「これまでの作品に敬意を払いつつ、人々の記憶に残る、新たな映画的瞬間を作りたい。映画館を出る時、すごい時間を過ごしたという気持ちになってほしいんです」と野心を語った。

「観客が恐竜を本物だと信じられなくなった瞬間、あっという間に映画の世界から連れ出されてしまい、体験が台無しになってしまうんです。恐竜の外見やサイズ、動きだけにとどまらず、その性格や特徴までを理解するため、可能な限り深く掘り下げていますよ。」

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は2018年7月13日より全国の映画館にて公開中

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公式サイト:http://www.jurassicworld.jp/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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