『ジュラシック・ワールド』恐竜オタクのロウリー役俳優、スケジュール都合で出演断念の可能性「上手く調整できれば」

『ジュラシック・ワールド』シリーズ3作目となる最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』に、第1作以来6年ぶりの復帰が決定している恐竜オタク、ロウリー役ジェイク・ジョンソンが、出演できない可能性が浮上してきた。その理由をジェイク本人が明かしている。
ジェイクが演じる「ジュラシック・ワールド」の管理室で働いていたロウリー・クルーザースは、新種のハイブリッド恐竜インドミナスの脱走時に大勢が避難する中、ひとり管理室に残り、勇敢な姿を見せた。ジェイクの復帰報道は、同じくシリーズ第1作に登場した調教師バリー役オマール・シーと共に2020年2月に伝えられていた。この知らせに喜ぶファンも多かっただろうが、ジェイクが米Colliderに語ったところによれば、コロナ禍による出演作品の製作延期でスケジュールに支障が出ているという。
「僕は(撮影に)向かう準備が出来ていたんですが、パンデミックのせいで何もかもが延期、スケジュールも再調整になってしまいました。今は『Stumptown(原題)』(米ABC放送)にも出演していて、シーズン2も控えています。なのでスケジュールをなんとかして、上手く調整できればと思っています。」
第3作の撮影は、2020年7月上旬よりイギリス・ロンドンで再開されている。本来であれば既に参加していたはずのジェイクだが、スケジュールの調整はつくのだろうか。これについて「僕と監督のコリン・トレボロウは昔から良い友人ですから、たくさん話し合ってどうすれば良いか考えています」とジェイク。無事、撮影に合流出来るのがベストな解決策と言えそうだが、仮に都合がつかない場合は、ポスト・プロダクション(撮影後作業)で行なわれる追加撮影での対応もあり得るだろう。
今は無きテーマパークで勤務していたロウリーはいかに登場するのだろう。ジェイクはその詳細を避けたものの、自らが考える“ロウリーのその後”をかつてトレボロウ監督にピッチしたことを明かしている。もしこの通りにロウリーが登場したら観客も仰天だろう。
「あるとき僕は、ロウリーが大きなポニーテール姿でアーミージャケットを羽織っていて、PTSD(外傷後ストレス障害)を抱えている男に今はなっているとピッチしたことがあります。70年代のメガネをかけていつもタバコをふかしているロウリーが見たくて。」
「けど、ラッキーなことにコリンが“ノー”って言ったので、これから何が起こるか様子見です(笑)」とジェイク。トレボロウ監督の却下に対して、ジェイクは懲りず「彼(ロウリー)は、膝から耳までタトゥー入ってたらいいんじゃない?」とジョークを飛ばしたのだそう。「だって、恐竜が襲ってくるのを見たんだし!」。ジェイクによるこのアイデアが活かされることは恐らくないだろうが、いずれにしても約6年ぶりの登場とだけあって、ロウリーの変貌ぶりに期待したいところ。まずは、スケジュール調整が上手くいくことを祈ろう。
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Source: Collider