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『ジョン・ウィック』第4作に「HAGAKURE」と謎の文字、原題判明か ─ 撮影終えた出演者のSNS投稿が米メディアで話題

ジョン・ウィック
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キアヌ・リーブス主演のアクション映画シリーズ最新作『ジョン・ウィック4(仮題)』の撮影が終わりに近づきつつあるようだ。このたび出演者のシャミール・アンダーソンがSNSでクランクアップを報告。しかし、この投稿は、写真の1つに日本にまつわるモノが写り込んでいるとして、海外メディアの間で話題となっている

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2021年11月6日にクランクアップを報告したばかりのドニー・イェンに続き、アンダーソンも5ヶ月に及ぶ撮影期間を無事終えた。アンダーソンは投稿の1枚目で、ジョン・ウィックことキアヌ・リーブスとのツーショットを上げている。

海外で取り沙汰されているのが、2枚目の写真。おそらくクランクアップ時に贈られた撮影終了ギフトと思われるが、そこには「JOHN 4 WICK HAGAKURE」と記されている。これが本作のタイトルなのではないかと、ColliderComicbookをはじめ海外メディアの間でにわかに話題となっているのだ。

「HAGAKURE」とは、江戸時代の武士・山本常朝(つねとも)が唱えた武士としての心得が収録された書物『葉隠(はがくれ)』のことを指していると思われる。「武士道と云うは死ぬ事と見付けたり」の一節が有名だ。また一部映画ファンには、ジム・ジャームッシュ監督作『ゴースト・ドッグ』(1999)でフォレスト・ウィテカー演じる主人公の殺し屋が『葉隠』を愛読していた姿が思い起こされるかもしれない。

ギフトに記された文字が作品の正式タイトルと断定するのは早計ではあるが、過去には、当時まだタイトルが明かされていなかった『マトリックス』シリーズ第4作のスタッフ宛てのギフトに現正式タイトルである「Matrix Resurrections」が記されていたという例もある。もし「HAGAKURE」が『ジョン・ウィック』第4作のタイトルならば、前作の原題『John Wick: Chapter 3 – Parabellum』のように、『John Wick: Chapter 4 – Hagakure』のようになるのかもしれない。

実際のところ、第4作にはシリーズ前3作以上に日本との繋がりが見られる。出演者には、ハリウッド作品常連の真田広之や、日本にルーツを持つイギリス人歌手リナ・サワヤマの起用が発表されているのだ。既報によれば、舞台の1つが東京であること、撮影が東京で実施されることも分かっている。ちなみに、アンダーソンによる投稿の7枚目の写真に写るタワーはどこか東京スカイツリーを彷彿とさせるが、実際にはスカイツリーに似たタワーとして知られるカナダのCNタワーだと思われる。

タイトルに関する真偽はさておき、撮影終了が間近に迫っているということは、何らかの新情報が到着するのも時間の問題かもしれない。回を重ねるごとに、人気ぶりを増す『ジョン・ウィック』シリーズだが、特に第4作については日本ファンも今のうちからアンテナを張っておこう。

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Source: Collider,Comicbook,ScreenRant

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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