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『ジュラシック・ワールド』新作映画、グレン・パウエルがオファーを断っていた ─ 脚本を読んだが「自分が出ても役に立たないと思った」

(c) 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.│Photo by NASA https://www.flickr.com/photos/nasahqphoto/30753710173

“ジュラシック”の新時代を描くという『ジュラシック・ワールド』シリーズ第4作(タイトル未定)で、『トップガン マーヴェリック』(2022)ハングマン役で知られるグレン・パウエルが出演オファーを受けていたことがわかった。『ジュラシック』シリーズへの出演が夢だったというパウエル、参加を辞退した理由を米The Hollywood Reporterに語っている。

現在、米ユニバーサル・ピクチャーズは『ジュラシック・ワールド』シリーズの中で、物語のリブートを図ろうとしている。キャストは一新され、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードらは出演しない見込みだ。

そんな中、新たな物語を率いるキャストとして検討されたのが、『トップガン マーヴェリック』で大ブレイクを果たしたパウエルだった。実はパウエル、アニメ「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」(2020-2022)では声優として参加しており、『ジュラシック』関連作品には出演済みだ。「『ジュラシック』は僕の大好きな映画の一つ。人生で出たかった作品です」と語るパウエルは、シリーズ第4作のオファー時に脚本を読んだことを告白。二つ返事なのかと思いきや……。

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「脚本を読んだのですが、出演しないことにしました。僕が出ても、役に立たないと思ったんです。

なぜ役に立たないと思ったのか、その理由については語らなかったパウエル。本人の中では納得しているようで、「観客を幸せにして、自分自身も幸せにすること」を考えた上での選択だと明かした。

また、パウエルは「脚本は素晴らしかったです」と、脚本家として『ジュラシック・パーク』(1993)と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』から復帰するデヴィッド・コープによる物語を絶賛。「あの映画はブチかますことになるでしょうね」と成功を確信しているようだ。

『トップガン マーヴェリック』出演後、『ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン 』(2022)や『恋するプリテンダー』(2023)など幅広いジャンルでの活躍を見せるパウエル。最新作は、なんと『ジュラシック・ワールド』シリーズを手掛けるパトリック・クロウリーとフランク・マーシャルが製作を務めるアクション大作『ツイスターズ』だ。同作での仕事が『ジュラシック・ワールド』第4作のオファーに繋がったかどうかは定かでないが、もしかすると今後のシリーズで再度オファーが届く可能性もあるかもしれない。

(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

第4作では、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソンや、「ブリジャートン家」(2020-)のジョナサン・ベイリー、「オビ=ワン・ケノービ」(2022)のルパート・フレンドの出演が決定している。監督は、『ザ・クリエイター/創造者』(2023)のギャレス・エドワーズ。2025年7月2日US公開の予定だ。

Source:THR

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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