『ジョン・ウィック』第4作、米公開が2023年3月に大幅延期へ ─ 理由は製作の遅延か、日本での撮影控える

キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『John Wick: Chapter 4(原題)』の米公開が、2022年5月27日から2023年3月24日に延期されたことが判明した。米Lionsgateより正式に発表された。
公開延期の理由には、元々の公開予定日がトム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』と重なっていたからとの見立てもあるが、米Deadlineによると、10ヶ月の大幅延期には製作遅延が関係しているという。2021年11月にはメインキャストの撮影クランクアップが順次発表されていたが、撮影は完全に終わっていなかったようだ。
世界各国を舞台とした物語となる本作では、これまでドイツやフランスなどで撮影が実施されてきた。舞台の1つとして日本も含まれていたが、報道によれば、まさに日本での撮影が未実施とのこと。時期は未定だが、主演のキアヌ・リーブスをはじめとするキャストの今後の日本入りが見込まれる。
『John Wick: Chapter 4』には、キアヌのほかシャロン役のランス・レディック、ウィンストン役のイアン・マクシェーンが続投。新キャストとして、『IT/イット』シリーズなどのビル・スカルスガルド、『密航者』(2021)のシャミア・アンダーソン、『イップマン』シリーズのドニー・イェン、日本出身歌手のリナ・サワヤマ、『47RONIN』(2013)の真田広之、『ハイランダー 悪魔の戦士』(1986)などのクランシー・ブラウンら豪華俳優陣が名を連ねている。
映画『John Wick: Chapter 4 (原題)』は、2023年3月24日に米公開予定。
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Source: Deadline