カニエ・ウェスト、自粛中に『シスの復讐』10回は観た ─ 「むしろプリクエルこそ至高」スター・ウォーズ持論

ラッパーのカニエ・ウェストは、『スター・ウォーズ』では特にプリクエル3部作(『エピソード1/ファントム・メナス』〜『エピソード3/シスの復讐』)が好みのようで、とりわけ『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)がお気に入りらしい。
Podcast番組PowegfulJREのインタビューに登場したカニエ・ウェストは、話の流れが『スター・ウォーズ』に及んだとき、「この話は腹立っちゃうんすけど。俺がインタビューで腹立つとか、初めてだよね」として、こう訴えた。
「なんか、ジョージ・ルーカスのプリクエルが、ディズニーが企業的に作ったスター・ウォーズよりも出来が悪いとか言われてるの。『シスの復讐』だぜ?ダース・ベイダーがいかにして生まれたのかを観たのに?俺なんてコロナ中に10回は見返したからね。飛ぶなアナキン! I’ve got the high ground!※っつって(笑)。
※I’ve got the high ground:「地の利を得たぞ」「私の方が有利だ」のセリフ
むしろプリクエルこそ至高じゃないかという……。ディズニーと『スター・ウォーズ』のデザイン・チームには申し訳ないけど、あれはジョージのものだもん。彼の子どもだもん。あれは彼のハートにあったもので、子どもだった俺たちに、ヒーローたちの冒険を見せてくれたもので。」
カニエは大の『スター・ウォーズ』ファンとしても知られており、2019年にはルーク・スカイウォーカーのタトゥイーンの家をモチーフにしたドーム型住宅を低所得者層向けに展開したこともある。また、楽曲「Gone」では“But if they ever flip sides like Anakin”と、「Guilt Trip」では“Star Wars fur, yeah, I’m rockin’ Chewbacca”と、リリック内に『スター・ウォーズ』ネタを仕込むこともある。
Source:PowegfulJRE