Netflix復讐スリラー『ケイト』に浅野忠信、國村隼、MIYAVIが出演 ─ ハーレイ・クイン映画や『ジェミニマン』の注目女優が主演

Netflix製作の復讐スリラー映画『ケイト(原題:Kate)』に、日本から浅野忠信、國村隼、MIYAVIが出演することがわかった。米Varietyが報じている。
世間の“復讐スリラー”に、家族や愛する人を奪われたことの復讐を誓う物語が多い中、『ケイト』が一味違うのは、自分自身が殺されたことへの復讐に打って出ること。主人公の女性暗殺者は、致死性の毒を盛られ、24時間以内に死亡することが決まっているという設定。彼女は死ぬ前に、東京の街を駆け巡り、自分を殺した犯人への復讐を遂げなくてはならないのだ。
主演を務めるのは『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)や『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。ウィル・スミス主演『ジェミニマン』(2019年10月25日公開)や、ハーレイ・クインを主人公とするDC映画『バーズ・オブ・プレイ(邦題未定、原題:Birds of Prey (And The Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn))』など話題作が待機中の注目女優だ。
共演者には浅野忠信、國村隼、MIYAVIのほか、『スリー・ビルボード』(2017)『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)のウディ・ハレルソン、そして新人のミク・マルティノー。2019年9月24日現在、主人公以外の役どころは明らかになっていない。
監督は『スノーホワイト/氷の王国』(2016)のセドリック・ニコラス=トロイアン、脚本は『エクストラクション』(2015)のウマイル・アリームが務める。特筆すべきは豪華プロデューサー陣で、『デッドプール2』(2018)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)監督のデヴィッド・リーチ、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)のスコット・モーガンが製作総指揮を担当。リーチ監督のパートナーであるケリー・マコーミック、『アイ,トーニャ』『バーズ・オブ・プレイ』のブライアン・アンケレスらも名を連ねている。
近年、海外での活躍が特にめざましい浅野は、『マイティ・ソー』シリーズや『沈黙-サイレンス-』(2016)のほか、実写映画『モータルコンバット(原題:Mortal Kombat)』、海戦映画『ミッドウェー(原題:Midway)』、水俣病を追った写真家ユージン・スミスを描く『水俣(原題:Minamata)』などに出演。國村も『ミッドウェー』『水俣』に出演している。また、MIYAVIも『キングコング:髑髏島の巨神』(2016)や『不屈の男 アンブロークン』(2014)などハリウッドでの俳優業を展開中。3人がそろい踏みする『ケイト』では、それぞれどんな姿を見せてくれるだろうか。
Source: Variety