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『マトリックス』キアヌ・リーブス&キャリー=アン・モス、『ジョン・ウィック』で再共演希望

マトリックス レザレクションズ
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映画『マトリックス レザレクションズ』で久々の再共演を果たしたキアヌ・リーブスキャリー=アン・モスが、キアヌの“もうひとつの代表作”である『ジョン・ウィック』シリーズについて語った。米Peopleにて、ふたりは『ジョン・ウィック』で再び共演することを希望している。

“映像革命”といわれた伝説的SFアクション『マトリックス』は、キアヌにとっては1990~2000年代を代表する映画であり、キャリーにとってはキャリアのターニングポイントとなったシリーズだ。キアヌはその後、(『マトリックス』での経験を活かしたような)銃・武術の融合によるアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズに出会っており、キャリーは子どもとともに同作を鑑賞したという。

私は『ジョン・ウィック』が大好きなんです。自分の身体を通じて物語を語るという、キアヌのとんでもない才能を本当にわかるようになったという感じ。子どもと一緒に『ジョン・ウィック』にハマるまで、そのことをきちんと理解していませんでしたね。(『ジョン・ウィック』は)私と子どもを繋いでくれた映画でもあって、息子と一緒に観られたことも、キアヌの能力をじっくりと見られたことも本当に良かったです。」

『ジョン・ウィック』におけるキアヌの表現を「まさに芸術だと思う」と称えたキャリーに、キアヌは「うれしい、ありがとう」と感謝を伝えた。キアヌは『マトリックス』の経験を大切にしているようで、「僕はこれからもトリニティーとともに在りたいと思っているけど」と述べるや、逆にキャリーの演技にも賛辞を送った。「いつも目の奥に物語るものがあって、常にリアルな表現だし、そこには弱さも強さもあると思う」。

それでは今後、『ジョン・ウィック』にキャリーが出演することはありうるのだろうか? この問いかけに、キアヌは「(実現したら)素晴らしいと思う」と答え、キャリーに「暗殺者の役はどう?」と尋ねた。彼女が「やりたい」と答えると、キアヌは「本当に?」と再確認。キャリーの「もちろん!」という返事を聞くと「よし、じゃあやろう」と答えている。「トレーニングを始めるから」と言うキャリーに、キアヌは「願い事には気をつけないと。僕は本気だよ」とひとこと。とにかくふたりの仲の良さが感じられるやり取りである。

なお『ジョン・ウィック』シリーズには、『マトリックス』3部作でモーフィアス役を演じたローレンス・フィッシュバーンも出演しており、キアヌと再びタッグを組んでいる。ここにキャリーが加われば、『マトリックス レザレクションズ』で叶わなかった3ショットが見られるかもしれない。しかも同シリーズの監督は『マトリックス』シリーズに携わってきたチャド・スタエルスキだけに、あながち難しい話ではないのかも……?

映画『マトリックス レザレクションズ』は公開中。

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Source: People

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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