キアヌ・リーブス、DC映画『コンスタンティン』再演を希望 ─ 「大好きな作品、もう一度演じたい」

『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブスが、DCコミックス原作映画『コンスタンティン』(2005)の主人公、ジョン・コンスタンティンの再演をひそかに希望しているようだ。
今回、キアヌは『ジョン・ウィック:パラベラム』のプロモーションで米Varietyのポッドキャストに登場。早くも3度目となるジョン・ウィック役のほか、2020年には『ビルとテッドの大冒険』シリーズの新作を控えていることを踏まえて、「他に再演してみたいキャラクターは?」との質問を投げかけられている。すると、キアヌはためらうことなくジョン・コンスタンティンの名前を挙げたのだ。
「ジョン・コンスタンティンをもう一度演じたいとずっと思っているんです。僕はあのキャラクターが大好きだし、あの世界も大好き。演じられたこと、あの世界にいられたことは本当に楽しかったんですよ。」
私立探偵にして悪魔祓いのジョン・コンスタンティンを主人公とする実写映画『コンスタンティン』は2005年に製作され、キアヌのほか、レイチェル・ワイズやシャイア・ラブーフ、ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメアという魅力的なキャスティングが実現。スマッシュヒットとはならなかったものの、製作費1億ドルに対して世界興収2億3,000万ドルという成績を記録し、いまだ根強いファンを持つ一本だ。フランシス・ローレンス監督は2011年に続編のアイデアがあることを語っていたが、その後の進展はみられていない。
なおキアヌ主演による『コンスタンティン』の後、ジョン・コンスタンティンはテレビドラマ「コンスタンティン」(2014-2015)で再実写化された。その後、ドラマ「ARROW/アロー」シーズン4(2015-2016)や「レジェンド・オブ・トゥモロー」シーズン3・4にも登場。これらの作品でコンスタンティン役を務めているマット・ライアンは、複数のアニメ作品でも声優としてコンスタンティンを演じている。
Sources: Variety, Comicbook.com