キアヌ・リーブス、『コンスタンティン』続編は「できれば出演したいけど実現するか分からない」

キアヌ・リーブス主演、2005年に公開されて人気を博したDC映画『コンスタンティン』続編映画について、二転三転が続いている。キアヌ本人が直近のステータスについて米CinemaBlendのインタビューにて明かした。
続編については2022年9月に製作が発表され、主演のキアヌ・リーブスと監督のフランシス・ローレンスのほか、プロデューサー陣も復帰すると報じられた。ところが、それから2ヶ月も経たない11月1日にDCスタジオの共同CEO兼会長にジェームズ・ガンとピーター・サフランが就任し、既存の企画や作品、配役が次々にキャンセルとなる事態が続いた。2023年1月末には、新DCユニバースのチャプター1となる「Gods and Monsters」のラインナップが発表されたが、その中に『コンスタンティン2』は含まれていなかった。
そこから一転、2023年2月初旬には企画が存続していることが明らかになり、希望の兆しが見え始めた。キアヌは「現在検討中なので、実現を祈っていてください」とインタビューにて回答。また、「Reddit」のAMA(Ask Me Anything=質疑応答)企画で「『コンスタンティン2』についてジェームズ・ガンと話をしましたか?続編が観られることを願っています!」とのファンのコメントに、「イエス、僕もです」と前向きなリプライを送っていた。
しかし、やはり先行き不透明な状況が続いているのだろうか、新しい取材の場ではインタビュアーから「『コンスタンティン』の大ファンなので、続編にわくわくしていますよ」と切り出されるも「試みてはいるのですが、実現するかどうか分からないんです」と少しトーンダウンした口調で答えている。原作のコンスタンティンはブロンドヘアーであるため、「あなたもブロンドにする予定ですか?」とインタビュアーは陽気に続けているが、キアヌは「コミックのコンスタンティンとは違いますからね…。願わくば、できるようにしたいのですが、分かりません。できれば演じたいのですが」と若干返答に窮している様子。キアヌ自身は現時点では語れることを持ち合わせていないことが窺える。
『コンスタンティン2』の将来は未知数だが、もし新DCユニバースで実現するなら、『ジョーカー』(2019)や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)から派生する独自作品と同様に、別ユニバースのシリーズ「DCエルスワールド」に分類されることになりそうだ。また事態が好転し、朗報が訪れるのを待とう。
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Source:CinemaBlend