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キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが『スピード3』の実現に意欲 ─ 「死ぬまでにもう一度」

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20th Century-Fox/Photofest 写真:ゼータイメージ

1994年のアクション映画『スピード』は、キアヌ・リーブスサンドラ・ブロック、ともにハリウッドを代表する大スターである2人のブレイク作である。公開30周年を迎える今年、なんと2人は『スピード3』に好感触を示している様子だ。Podcast番組に出演した2人が明かしている。

『スピード』はデニス・ホッパー演じるテロリストと、キアヌ演じるジャックたちロサンゼルス市警察SWATが攻防を繰り広げるアクション・スリラー。速度が時速50マイル(約80km/h)以下になるとバスが爆発するとの通告を受け、ジャックたちは乗客のアニー(サンドラ)とともに危機へと立ち向かっていく。世界的ヒットを博したが、続編『スピード2』(1997)にキアヌは出演せず、サンドラのみ続投した。

番組ホストから、詳細なプロットは思いつかないとしても『スピード3』製作の意志はないのかと尋ねられると、サンドラは「老人ホームへの帰り道の話とか?」と笑って返したが、まんざらでもない様子だ。

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私が死ぬ前、この世を去るまでには、キアヌと一緒にカメラの前に立たなければいけないなと思っています。車椅子か歩行器つきで? そうなるかもしれませんね。ディズニーランドで電動車椅子に乗るとか? 孫と一緒にディズニーランドに行って、電動車椅子に乗っているの。」

サンドラとキアヌは老人に扮した芝居をしばし繰り広げたが、サンドラは「どなたかが素晴らしいものを書いてくださって、しかるべき時に、しかるべき場所に私たちを呼んでくれたら」と言い、キアヌも「とんでもなく大成功になると思います」と十分な意欲を明かした。

『スピード』のあと、キアヌとサンドラは『イルマーレ』(2006)にて再共演を果たした。サンドラはアカデミー主演女優賞に輝いた『しあわせの隠れ場所』(2009)や『ゼロ・グラビティ』(2013)などで活躍したが、『ザ・ロストシティ』(2022)『ブレット・トレイン』(2022)を最後に俳優業を休業中。死ぬ前にやりたいと冗談めかしているが、現在59歳なのでまだまだチャンスはあるはず。『スピード2』出演への後悔は今も強く残っているようだが、キアヌとなら再演できると考えているならファンにも嬉しい限りだ。

なお、キアヌは言わずと知れた『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズなど一大フランチャイズを率いるほか、コメディやラブストーリーにもコンスタントに出演し、音楽活動も精力的に継続している。現時点では新作映画が数本控えるほか、ドキュメンタリー制作も始動したところだ。旧知のサンドラとの再タッグが実現したら……きっと30年前よりも、キレと迫力を増したアクションや息の合った演技を堪能できることだろう。

Source:50 MPH

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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