キアヌ・リーブス、故ランス・レディックに送った手紙「シャロンがジョンのことを愛しているから、みんなもジョンが大好きなんだ」

キアヌ・リーブスが、『ジョン・ウィック』シリーズで共演した故・ランス・レディックに感謝の気持ちを込めた手紙を送っていたことを明かした。
『ジョン・ウィック』シリーズのシャロン役で知られたレディックは、2023年3月に急逝。2024年2月、キアヌはサターン賞で新設された「ランス・レディック・レガシー賞」の受賞者として授賞式のステージに登壇し、亡き友人の生前の活躍を称えていた。
授賞式当日、米Peopleの取材に応じたキアヌはレディックとの共演を振り返り、「彼には情熱があり、創造性や作品、アートへの炎がありました」と語った。「そんな彼と僕は8年にわたって4作の映画で一緒に仕事する機会に恵まれました。その中で、僕たちはお互いのことをよく知るようになっていたんです」。
こう語るキアヌは、かつてレディックに送ったという手紙の存在を明かす。「僕は昔、彼にこう言った……いや、こう手紙を書いたことがあるんです。“シャロンがジョン・ウィックのことを愛しているから、みんなもジョン・ウィックが大好きなんだ”って。あのキャラクターがジョン・ウィックのことを愛していたからこそ、ジョン・ウィックという人間が成り立っているんです。彼と演技している時、僕たちにはそのような愛着がありました」。
「ジョン・ウィックとシャロンにあったような関係を彼とも持てたのが一番の思い出です」と故人を偲ぶキアヌにとって、『ジョン・ウィック』は「一生に一度の企画」だという。「きっとそうだと分かっていたんです。そうに違いないです。一緒に働くのがただただ楽しかったです」と続けた。
『ジョン・ウィック』シリーズは今後も継続予定。2024年6月には実写スピンオフ映画『バレリーナ(原題)』が米公開を控えている。同作にはキアヌ演じるジョン・ウィックに加え、シャロンも登場。レディックの遺作の一つとなる。
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Source:People