ケンドリック・ラマー、マーベル映画『ブラックパンサー』サウンドトラックをプロデュース、最新曲『All the Stars』がドロップ

米人気ラッパーのケンドリック・ラマーが、マーベル映画『ブラックパンサー』を手がけることがわかった。ヒップホップ・カルチャーの若きスターが、マーベル・シネマティック・ユニバースに新たな”DNA”を刻み込む。

ケンドリック・ラマーは、プロデューサー/キュレーターとして、映画『ブラックパンサー』サウンド・トラックの製作にあたる。このアルバムの最新楽曲として、気鋭のシンガーソングライター、SZAをフィーチャーした『All the Stars』を先行公開した。

才能、ケンドリック・ラマー

ヒップホップ・ファンはもちろんのこと、洋楽ファンにとってケンドリック・ラマーは今最も注目を集める若きアーティストとしてお馴染みだ。1987年生まれ、アメリカはカリフォルニア州コンプトン出身のラッパーで、2017年のアルバム『DAMN.』は第60回グラミー賞「年間最優秀アルバム」「最優秀ラップ・アルバム」にノミネート、USダブル・プラチナにも認定されるほどの超ヒット作となり、各メディアからはこの年のベスト・アルバムとして高い評価を受けた。2017年のアメリカン・ミュージック・アワードではドレイクやザ・チェインスモーカーズら今をときめくアーティストと共に「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に認定、また、ドレイクとミーゴスを差し置いて「フェイバリット・アルバム」にも選出されている

マーベル映画とヒップホップ

現行ヒップホップ・シーンを最も象徴するアーティストの1人であるケンドリック・ラマーがマーベル映画の音楽を手がけるという出会いは、実に意義深いものだ。マーベル・シネマティック・ユニバースにとって、著名ミュージシャンが楽曲を手がける事例は初めて。楽曲起用については、これまで『アイアンマン2』(2010)のAC/DC、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のレッド・ツェッペリン「移民の歌」や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの楽曲などの前例があったが、いずれも往年のロック・バンド/ポップスに主軸を置いたもので(『ドクター・ストレンジ』のストレンジも往年のロックソングへの懐古主義を見せた)、最新のヒップホップをフィーチャーするのは初めて。1986年生まれのライアン・クーグラー監督らしい、現代的なセンスを感じられる。(ちなみにドラマシリーズでは、「ルーク・ケイジ」がヒップホップ・カルチャーに敬意を払ったシリーズとなり、ウータン・クランのメンバーからエイサップ・ファーグに至るまで新旧ヒップホップの重要人物らが集結して音楽を手掛けた。

この度の発表にあたって、ケンドリック・ラマーは「マーベル・スタジオの『ブラックパンサー』は、キャストから監督までもが最高です。この映画がもたらす衝撃は、アートとカルチャーの偉大なる結合を見せてくれるでしょう。僕の音作りと曲作りへの知見が、ライアン(・クーグラー監督)とマーベルのビジョンに取り入れて頂けて、この上なく光栄です」とのコメントを寄せている。

『ブラックパンサー』は、既に第一弾予告編で人気ヒップホップグループのラン・ザ・ジュエルの楽曲を起用するなど、ヒップホップ・シーンに根ざした作品であることが示唆されていた。この度ケンドリック・ラマーが手がける『ブラックパンサー』サウンドトラック『Black Panther:The Album』は2018年2月9日発売予定。映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日日本公開。

Source:http://collider.com/kendrick-lamar-black-panther-soundtrack-album/
http://www.xxlmag.com/news/2017/11/2017-american-music-awards-winners-list/
Eyecatch Image:https://youtu.be/GfCqMv–ncA

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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