「オビ=ワン・ケノービ」シーズン2、ルーカスフィルムがアイデアを「模索中」とユアン・マクレガー

『スター・ウォーズ』のアイコン的なキャラクターを主人公に描く「オビ=ワン・ケノービ」(2022)が配信されてから、早くも2年以上が経つ。ファンからシーズン2を望む声が上がりながらも、いまだ次章に向けて前進する気配のない本作について、主演のユアン・マクレガーが期待の持てる新情報を明かした。
米Deadlineによると、ロサンゼルス・コミコンのパネルに登壇したマクレガーは、ディズニーとルーカスフィルムが「オビ=ワン・ケノービ」シーズン2のアイデアを「模索中」だとほのめかした。以前、マクレガーは「シリーズ(『オビ=ワン・ケノービ』)が終わったところから、アレック・ギネスがルーク・スカイウォーカーと一緒にスクリーンに登場するまでの間に、語るべき物語がまだいくつかあると思います」と語っていたが、今回も同じ言葉を繰り返している。
「オビ=ワン・ケノービ」の時代設定は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)と、アレック・ギネスがオビ=ワンを演じたシリーズ第1作(1977)のあいだ。オビ=ワンのその後を描きたいというマクレガーの熱意は相変わらず強いようだ。
また『スター・ウォーズ』ユニバースでやってみたいことについて、「いくつかありますよ。あのアーマーを着てみたいですね。さっき、『クローン・ウォーズ』の人と話をしたところです。きっと楽しいんじゃないかな」ともコメントしたマクレガー。おなじみクローン・トルーパーのアーマーを身に付けることへの意欲を示すとともに、ダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセンとともに回想シーンを撮影したいとも回答している。実現のためにはデジタル技術で若返る必要があるが、「気にしません、やりますよ。またヘイデンと再会できますから」と述べた。
2024年2月、マクレガーがシーズン2について「まだ話はありません」と語っていたことを考えると、スタジオがアイデアを模索中との情報は大きな進展と言えるかもしれない。今後、なんらかの形でマクレガーの希望がすべて叶えられることを祈りたい。
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