ハルク・ホーガンのセックステープ流出事件が映画化、ベン・アフレック&マット・デイモン製作 ─ 『グッド・ウィル・ハンティング』監督が就任

WWEの“超人レスラー”として名を馳せたハルク・ホーガンの訴訟スキャンダルを題材とした映画『Killing Gawker(原題)』が製作されることがわかった。『AIR/エア』(2023)のマット・デイモン&ベン・アフレックが製作を務めると米Varietyが報じている。
ホーガンは2012年、自身の性行為の様子が盗撮され、ゴシップサイト「ゴーカー(Gawker)」によってセックステープをインターネット上に拡散、流出される事態に見舞われた。ホーガンはプライバシー侵害を訴え、ゴーカーを提訴。結果、ゴーカーは1億4,000万ドルの損害賠償を命じられ、破綻に追い込まれた。
このたび、アフレックとデイモンの製作会社Artists Equityが『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)や『スキャンダル』(2019)のチャールズ・ランドルフが執筆した脚本を買い取ったことが判明。ランドルフは、ライアン・ホリデイの著書『Conspiracy: Peter Thiel, Hulk Hogan, Gawker, and the Anatomy of Intrigue』を基に書き上げたという。
監督には、アフレック&デイモンの出世作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1998)を手がけたガス・ヴァン・サントが就任した。気になるハルク役にはアフレックが起用されたという噂もあるが、現時点では正式な発表はない。
2022年、『AIR/エア』にあわせて製作会社を立ち上げたアフレックとデイモンは今後もコラボレーションを続けていく。現時点では『ザ・コンサルタント2 (仮題)』やジェニファー・ロペス&デイエゴ・ルナ共演の『Kiss Of The Spider Woman(原題)』といった作品を控えている。また、アフレックとデイモンはNetflixのクライムスリラー『RIP(原題)』で再共演を果たす予定。
ちなみに、本企画とは別で、『マイティ・ソー』『タイラ・レイク』シリーズのクリス・ヘムズワース主演、『ジョーカー』(2019)のトッド・フィリップス監督による、ハルクの伝記映画が進行中。もっとも2024年5月時点で企画に正式なゴーサインが出されていないことがヘムズワースによって明らかにされている。
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Source:Variety