『キングコング』ディズニープラスでドラマ化決定、「モンスター・ヴァース」とは別路線 ─ ジェームズ・ワンが製作総指揮

世界的人気を誇る『キングコング』が、Disney+(ディズニープラス)よりドラマシリーズとして実写化されることが決定した。米Deadlineが報じている。
現在は企画の初期段階にあるという。キングコングの起源となる神話と、故郷である髑髏島の超自然的な謎を探求していく物語が描かれる。
『キングコング』といえば、1933年に誕生して以降、さまざまな作品に登場してきた。近年では、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザース製作のもと、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)が、「モンスター・ヴァース」シリーズとして公開。さらには現在、Netflixとレジェンダリーによるアニメ「スカル・アイランド(原題:Skull Island)」が進行中だ。
この通り、『キングコング』をテーマとした作品は現在、レジェンダリーを中心に製作されているわけだが、このたび発表された企画は、ディズニーによる独自版。実は1932年に刊行された『キングコング』メリアン・C・クーパーによるオリジナル映画の小説版は、すでにパブリックドメイン化されている。本企画では、そのクーパーによるノベライズ版、およびジョー・デヴィートが新たに手がける小説を基に製作されることが伝えられている。
脚本はステファニー・フォルサムが執筆。『トイ・ストーリー4』(2019)では共同脚本を務めたほか、ドラマ「ペーパーガールズ」(2022-)のクリエイターとしても知られる人物だ。製作総指揮にはフォルサムのほか、『ソウ』『アクアマン』シリーズなどのジェームズ・ワンらが名を連ねている。
Source: Deadline