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『キングスマン』第3作、ハリーとエグジーの関係性を「完結させる」 ─ 前日譚映画にリーアム・ニーソン出演との報道も

キングスマン:ゴールデン・サークル
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

『キングスマン』(2014)『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)に続く、『キングスマン』シリーズの第3作(タイトル未定)は、エグジーことゲイリー・アンウィンと、そのメンターであるハリー・ハートの関係性を完結させる物語になるという。

脚本・監督のマシュー・ヴォーンは、英Digital Spyのインタビューにて、来たる第3作の構想をわずかに語っている。

「(第3作では)エグジーとハリーの関係性を完結させなくてはいけません。二人の関係の最終章を描かなくてはならないんです。もう準備はできていますし、今年(2019年)の後半や来年(2020年)の頭にも撮影できればと思っていますよ。(前日譚の米国公開が)2020年2月14日まで伸びましたが…そちらが終わったらなるべく早く。楽しみにしています。」

『キングスマン』シリーズでは、エグジー役をタロン・エジャトン(タロン・エガートン)が、ハリー役をコリン・ファースが演じてきた。タロンは、エルトン・ジョン役で主演を務めるミュージカル映画『ロケットマン』(2019年8月23日公開)でもマシュー監督(同作ではプロデューサーを担当)とタッグを組み、エグジー役への復帰にモチベーションを高めているという。

タロンも言っていましたが、彼は再びエグジーになれるのを楽しみにしているんですよ。気持ちが疲れていない状態ですからね。」

キングスマン:ゴールデン・サークル
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

なお『キングスマン』シリーズは、この“ハリーとエグジーの最終章”となる第3作を前にして、マシュー監督も言及している前日譚映画『キングスマン:グレート・ゲーム(邦題未定、原題:Kingsman: The Great Game)』を公開予定。こちらは1918年が舞台の物語で、エグジーとハリーは登場しない。タロンはもうしばらくの休息を経て、再び『キングスマン』へとカムバックすることになる。

前日譚映画に出演するのは、『ハリー・ポッター』ヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)マシュー・グッド、ドラマ「TRUST」(2018)ハリス・ディキンソン、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)ダニエル・ブリュール、『GODZILLA ゴジラ』(2014)アーロン・テイラー=ジョンソン、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)や『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のチャールズ・ダンスら。

さらに米Deadlineによれば、『キングスマン:グレート・ゲーム』には、『96時間』『スター・ウォーズ』シリーズなどで知られるリーアム・ニーソンも出演しているという。やっぱり渋い紳士たちが大集合する『キングスマン』シリーズ、前日譚も第3作も絶対に見逃せない…!

Liam Neeson リーアム・ニーソン

映画『キングスマン:ザ・グレート・ゲーム(邦題未定、原題:Kingsman: The Great Game)』は2020年2月14日に米国公開予定。『キングスマン:ゴールデン・サークル』ブルーレイ&DVDは発売中。

Sources: Digital Spy, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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