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ホアキン・フェニックス主演&リドリー・スコット監督のナポレオン映画、Appleが世界配給権を獲得

ホアキン・フェニックス
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Joaquin_Phoenix-2184.jpg

『ジョーカー』(2019)のホアキン・フェニックス主演、巨匠リドリー・スコット監督が『グラディエーター』(2000)以来のタッグを組む新作映画『Kitbag(原題)』Appleが製作することがわかった。米Deadlineが報じている。

本作はフランスを代表する軍人・革命家・皇帝のナポレオン・ボナパルトを主人公とする史劇で、ナポレオンの起源や皇帝までの道のりを、最初の妻・ジョゼフィーヌとの熱烈ながら不安定な関係性とともに紐解いていく。名だたる戦争を通して、ナポレオンが秘めていた軍人としての野心、戦略家としての一面といった人物像が独創的な解釈で描かれるとのこと。脚本はスコット監督と『ゲティ家の身代金』(2017)のデヴィッド・スカルパが執筆する。

長らくナポレオンの映画を作りたいと考えてきたスコット監督は、ナポレオンについて「すべてを支配するために突然現れた人物。彼は同時に不義の妻・ジョゼフィーヌとも常に戦っていた」と説明。「彼は妻の愛情を勝ち取るために世界を支配し、それが叶わなければ、彼女を破滅させようとし、そして自分自身を破滅に導いていくんです」。自身の考えるナポレオン像を体現する俳優には、『グラディエーター』の皇帝役を踏まえて、「ホアキンほどふさわしい人物はいない」と自信をにじませた。

もともと本作は20世紀スタジオが製作すると報じられていたが、2020年内に同社は本作の権利を解放。これを受けてApple Studiosが世界配給権を獲得し、出資・製作を担当する。スコット監督は「この物語を世界の観客に届けるうえで、いまやApple以上のパートナーはいません」とのコメントを発表した。本作は2022年初頭よりイギリスにて撮影予定で、スコット監督はこれに先がけて、レディー・ガガ&ロバート・デ・ニーロ&アル・パチーノ&アダム・ドライバー&ジャレッド・レト出演『グッチ(原題:Gucci)』を2021年3月から撮影する。

2020年、Appleはトム・ハンクス主演『グレイハウンド』やソフィア・コッポラ監督『オン・ザ・ロック』、カートゥーン・サルーン最新作『ウルフウォーカー』を発表した。今後はトム・ホランド最新作『チェリー(原題:Cherry)』を控えるほか、ウィル・スミス主演&アントワーン・フークア監督作『Emancipation(原題)』、レオナルド・ディカプリオ&ロバート・デ・ニーロ主演のマーティン・スコセッシ最新作『Killers of the Flower Moon(原題)』も準備中だ。配信戦国時代が続く中、映画ファン好みの作品を狙い撃ちするかのようなAppleの戦略は功を奏するか。

ホアキン・フェニックス、こちらも待機中

Source: Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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