『ナイブズ・アウト』第3作、2025年US公開決定 ─ タイトルは『ウェイク・アップ・デッド・マン』、ブノワ・ブラン史上「最も危険な事件」に

ダニエル・クレイグが名探偵を演じる人気ミステリーシリーズ『ナイブズ・アウト』第3作が、2025年に米公開となることがわかった。あわせて、タイトルが『ウェイク・アップ・デッド・マン:ア・ナイブズ・アウト・ミステリー(原題:Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery)』となることも判明している。
本シリーズは、2019年に第1作『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』が米ライオンズゲートより公開。2022年には、第2作『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』がNetflix配給で製作され、人気を博した。
このたびNetflixからは第3作のティザー映像が公開された。映像内では、ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランがナレーションを務めており、「最初はナイフが出てきた。そして見よ、ガラスは砕け散った。しかし、私の最も危険な事件が明らかになろうとしている」と語り、タイトルロゴが表示されている。
タイトルの“Wake Up Dead Man”は直訳すると、“死者よ、目覚めよ”の意味。言葉通りに解釈しようとすれば、死亡したと思われていた何者かが蘇ることになると推測できる。また、1997年には世界的人気バンドU2から同じタイトルの楽曲が発表されているが、現時点で関係性は定かでない。
シリーズで監督・製作・脚本を務めるライアン・ジョンソンは自身のX(旧Twitter)を更新し、「フーダニット(※)のすべてが好きですが、最も好きなことのひとつは、このジャンルがいかに柔軟であるかということです。(ジョン・ディクスン・)カーから(アガサ・)クリスティまで、あらゆるトーンの作品があり、その幅を探求できるのは、ブノワ・ブランの映画を作る上で最もワクワクすることのひとつです」と第3作への意気込みを綴っている。
We’re about to go into production on the 3rd one, and I’m very, very excited to share the title, which gives a little hint of where it’s going.
— Rian Johnson (@rianjohnson) May 24, 2024
※ミステリー小説用語で“誰が犯行を行ったか?”の意味
ティザー映像では、主演のダニエル・クレイグの復帰が発表されたが、それ以外の出演者については謎に包まれたまま。ジョンソンは撮影が間もなく開始されることも伝えており、水面下ではキャスティングが行われている模様。豪華キャスト陣が見どころでもある本シリーズ、次なる事件ではどんな顔ぶれが集結するのか。続報については、「近日到着予定」とされている。
映画『ウェイク・アップ・デッド・マン:ア・ナイブズ・アウト・ミステリー(原題:Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery)』は2025年米公開予定。
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