『ソニック・ザ・ムービー』ナックルズのスピンオフ、撮影開始 ─ 出演者も判明

ゲーム『ソニック』のハリウッドによる実写映画版、『ソニック・ザ・ムービー』シリーズがParamount+にて製作するナックルズのオリジナルテレビシリーズ「Knuckles(原題)」の出演者が明らかになった。米Varietyが報じている。撮影開始も伝えられた。
本作は映画版第2作目『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(2022)で初登場したソニックのライバルであるナックルズがメインキャラクターとなるスピンオフ作品。『ソニック VS ナックルズ』の米国公開を前に、映画第3作と合わせて、製作が発表されていたプロジェクトだ。
ナックルズの声優は映画版に続いてイドリス・エルバが務める。また映画版のキャストより、ウェイド・ウィップル役のアダム・ペリーも出演が決定している。ナックルズがウェイドを子分として育て、エキドゥナ族の教えを説くものとなるようだ。
そのほか、『バイオレント・ナイト』(2022)のエディ・パターソン、コメディアンやミュージシャンの顔も持つジュリアン・バラット、『ドント・ルック・アップ』(2021)のスコット・メスカディ、「テッド・ラッソ」(2020-)のエリー・テイラー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのロリー・マッキャンなど多彩な面々が集結している。
He’s only been training for this his entire life. Production has started on #Knuckles, the #SonicMovie spin-off series coming soon to @ParamountPlus. 👊https://t.co/LsQAt8wTeJ pic.twitter.com/CP2GBaLq3H
— Sonic the Hedgehog (@SonicMovie) April 17, 2023
シリーズの米公式Twitterアカウントは、現在ロンドンで製作が進行中である旨をアナウンスしている。『ソニック VS ナックルズ』でもメガホンを取ったジェフ・ファウラーがパイロット版を監督するほか、製作総指揮を務める。脚本チームに加わったジョン・ウィッチントンが本企画でも筆頭ライターとして脚本を執筆し、エルバやファウラーとともに製作総指揮に加わっている。
その他、『ソニック VS ナックルズ』の視覚効果アーティストのゲド・ライト、『ハロウィンII』(2009)で撮影監督を務めたブランドン・トロスト、『俺たちポップスター』(2016)のヨーマ・タコンヌ、「glee/グリー シーズン2」(2010-11)のキャロル・バンカーなど多様なクリエイター陣が監督として名を連ねている。
『ソニック』シリーズについては『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』の続編となる映画3作目が2024年12月20日に米国公開されることが発表済み。「Knuckles(原題)」は2023年にParamount+にて米配信開始予定だが、日本を含む海外での配信については未定。
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Source:Variety