ゴキブリが目覚めたら人間になっていて犯罪ボスに変貌していく映画でチャニング・テイタム、オスカー・アイザック、ザジー・ビーツ豪華共演

『マジック・マイク』シリーズや『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)のチャニング・テイタムと『スター・ウォーズ』シリーズのポー・ダメロン役オスカー・アイザック、『デッドプール2』(1991)『ブレット・トレイン』(2022)『ジョーカー』シリーズのザジー・ビーツが、犯罪ドラマ映画『Kockroach(原題)』にて共演することが分かった。米Varietyが報じている。
本作は、裁判弁護士の経歴を持つ小説家のウィリアム・ラシュナーが、“タイラー・ノックス”のペンネームで2006年に発表した同名小説を元とする物語。1950年代半ばのニューヨークを舞台に、ゴキブリがホテルの一室で目を覚ますと、なんと人間になっていたことに気づき、やがて超人的な犯罪組織のボスへと変貌していくという風変わりなストーリーだ。
メガホンを取るのは、ヴィゴ・モーテンセン主演作『はじまりへの旅』(2016)のマット・ロス。ホアキン・フェニックス主演『ビューティフル・デイ』(2017)の原作者として知られるジョナサン・エイムズがペンを執り、『アメリカン・スナイパー』(2014)の製作を担ったアンドリュー・ラザーがプロデューサーを務める。
主要な撮影は2026年1月よりオーストラリアにて行う予定で、トロント国際映画祭(2025年9月4日-14日開催)にてバイヤー向けに紹介される運びとなっている。インディペンデント系映画の配給で勢いを増すスタジオのBlack Bear Picturesが国際配給権を担当し、米国配給権はCAAメディア・ファイナンスとRange Selectが共同で担当する。
ガンビット/レミー・ルポー役を再演する『アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題)』の撮影も終了したテイタムは、デレク・シアンフランス監督最新作『Roofman(原題)』が間もなくトロント国際映画祭にてプレミア上映され、同映画祭のパフォーマー賞を受賞する見込み。アイザックはギレルモ・デル・トロ監督最新作『フランケンシュタイン』がヴェネツィア国際映画祭にて13分ものスタンディングオベーションを受ける高評価で話題となっている。ビーツもスリラー映画『The Dutchman(原題)』から、アニメ映画『The Bad Guys 2(原題)』のアフレコまで幅広く活躍中。
主人公の男がある朝目覚めると虫になっていた不条理文学「変身」(フランツ・カフカ著)を想起させる『Kockroach』映像化にあたって、原作小説からどのように飛躍するか、テイタム、アイザック、ビーツの競演が見ものとなりそうだ。
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Source:Variety