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女優・能年玲奈、復活!こうの史代原作『この世界の片隅に』でアニメ映画初主演

女優・能年玲奈がアニメ映画『この世界の片隅に』で復活を果たす。すでに各メディアで報じられているニュースだが、THE RIVERにはあまり縁の深くない分野であるがゆえに、あえて改めて取り上げる次第だ。

連続テレビ小説『あまちゃん』でブレイクを果たした能年は、紆余曲折を経て、今年7月に芸名を「のん」に変更することを発表していた。映画『この世界の片隅に』は能年にとって1年10ヶ月ぶりの作品であり、また「のん」として初めての女優活動となる。

『この世界の片隅に』

映画『この世界の片隅に』は、こうの史代氏(代表作『夕凪の街 桜の国』『ぼおるぺん古事記』など)による漫画作品をアニメーション映画化したもの。1944~45年、戦時下の広島・呉を舞台に女性すずの日常を描く物語だ。このたび、のん(能年)も声で登場する予告編が公開された。

劇中で描かれた広島市の中島本町。 http://www.konosekai.jp/
劇中で描かれた広島市の中島本町。
http://www.konosekai.jp/

『この世界の片隅に』は、映画『マイマイ新子と千年の魔法』を手がけた片渕須直氏が監督を務める。膨大な資料や証言をもとに戦時中の街並みを忠実に再現した映像が見どころのひとつだ。資金難のために製作が遅れたというが、クラウドファンディングを活用したことが話題を呼んだ。

のん(能年)が演じるのは主人公の女性すず。その他、夫・周作役を細谷佳正、姪・晴美役を稲葉菜月、義姉・径子役を尾身美詞、同級生・哲役を小野大輔、妹・すみ役を潘めぐみ、周作の父・円太郎役を牛山茂、周作の母・サン役を新谷真弓が演じるほか、松竹新喜劇座長・澁谷天外も特別出演する。

なお音楽はシンガーソングライターのコトリンゴが担当。予告ではコトリンゴの歌う『悲しくてやりきれない』(新カバー版)も聴くことができる。

http://konosekai.jp/news/
http://konosekai.jp/news/

のん(能年)が女優として作品に出演するのは2014年12月の『海月姫』以来で、新たな出演作が観客の目に触れるのは約1年10ヶ月ぶりとなる。短いようでとても長かった“充電”を経ての復活、そして今後の活躍に期待したい。

映画『この世界の片隅で』は11月12日より全国公開予定。一部の劇場では、のん(能年)の特別メッセージ付きの予告編が上映される予定だ。

source: http://www.konosekai.jp/
http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cpia201608240001.html
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7W7QNWJ7WUCVL02Q.html

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。