Menu
(0)

Search

アンチウイルス会社「マカフィー」創業者の“銃と女性と狂気の人生”、セス・ローゲン&マイケル・キートンで映画化へ

マイケル・キートン セス・ローゲン
[左]https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9355458050/ [右]https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36137139426 All Photo by Gage Skidmore

世界一のコンピュータ・セキュリティ企業「マカフィー」の創業者であるジョン・マカフィーの数奇な実話を映画化する『King Of The Jungle(原題)』に、セス・ローゲンマイケル・キートンが出演することがわかった。米Deadlineほか複数のメディアが伝えている。

アンチウイルスソフトの開発先駆者であり、マカフィーを巨大企業に成長させたジョン・マカフィーは、のちに数々の企業に関わったあと、イギリスの旧植民地であるベリーズに住まいを構えている。そこで銃や女性、狂気に身を浸していったマカフィーは、2012年に隣人を殺害した疑いをかけられ、ベリーズ国内を恋人とともに逃げ回るに至っているのだった。映画版では米Wiredの記事“John McAfee’s Last Stand”(日本語版「ベリーズに死す:IT業界の狂犬ジョン・マカフィーと頽廃の王国」)を基に、マカフィーをめぐる“事実は小説より奇なり”ともいうべき物語が描かれるという。

マカフィー役を演じるのはマイケル・キートン。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)や『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)などで圧倒的な演技を見せ、再び高い人気と支持を得ているキートンが、現実と狂気のあわいに落ちた天才を演じる。
また『40歳の童貞男』(2005)や『スティーブ・ジョブズ』(2005)などに出演し、俳優・監督・プロデューサーとして縦横無尽の活躍を見せるセス・ローゲンが演じるのは、マカフィーにインタビューするWiredの記者アリ・ファーマン役だ。マカフィーへの取材を“何の変哲もないインタビュー”だと考えていたファーマンは、ベリーズの地で狂気と殺人の世界に引きずり込まれていく……。

本作で監督を務めるのは、『フィリップ、きみを愛してる!』(2009)や『ラブ・アゲイン』(2011)、DCコミックス原作の『ジョーカー&ハーレイ・クイン(仮題)』グレン・フィカーラ&ジョン・レクア。脚本はドラマ「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(2016)のスコット・アレクサンダー&ラリー・カラゼウスキーが執筆する。

映画『King Of The Jungle(原題)』の撮影・公開時期は不明。

Source: Deadline
Eyecatch Image: All Photo by Gage Skidmore(1, 2

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly