新『猿の惑星』、『キングダム・オブ・ザ・プラネット・オブ・ザ・エイプス』予告編が初公開 ─ シーザー治世から数世代後、人間は野生化した世界

映画『猿の惑星』シリーズ『Kingdom of the Planet of the Apes(原題)』より、初の予告編映像がUS公開された。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)シーザーの治世から数世代後の未来が舞台。猿が支配的な種族として調和を保ち、減少した人類は影に生きていた。新たな専制的な類人猿がリーダーとなり己の帝国を築く中、一人の若き類人猿が過去の全てに疑問を抱き、猿と人類の未来を決定づける決断を迫られる恐ろしい旅に出る。

映像では、シーザーの息子とされるコーネリアスと年長者の類人猿が、次のような言葉を交わしている。「眠りの中で、奇妙なものを見ました」「記憶か?」「違います。新しいものです。全てを見ました」「それは全てではないぞ」。
この新世界で、人類は野生的な存在に成り下がり、猿に追われ、狩られる立場になっている。類人猿たちは一大文明を築いているようだが、果たして彼らの“王国”に迫る運命とは。
出演は『IT/イット』シリーズのオーウェン・ティーグほか、フレイヤ・アーラン、ケヴィン・デュランド、ピーター・メイコン、ウィリアム・H・メイシー。『メイズ・ランナー』シリーズのウェス・ボールが監督を務める。
脚本は「スノーピアサー」(2020-)のジョシュ・フリードマン、前3部作に携わったリック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー、『プレデター:ザ・プレイ』(2022)のパトリック・アイソンが共同で手がける。プロデューサーに名を連ねるのは、ジャッファとシルヴァー、『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』(2015)のジョー・ハートウィック・Jr.、実写版映画『ムーラン』(2020)のジェイソン・リード。『フォードvsフェラーリ』(2019)のピーター・チャーニン、「SEE ~暗闇の世界」(2019‐)のジェノ・トッピングが製作総指揮を務める。

『Kingdom of the Planet of the Apes(原題)』は2024年5月24日、US公開。
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