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イーサン・ホーク出演、是枝裕和監督『真実』予告編 ─ 各国映画祭を席巻、カトリーヌ・ドヌーヴ&ジュリエット・ビノシュが綴る「残酷な真実」「やさしい嘘」

真実
Photo L. Champoussin © 3B-分福-Mi Movies-France 3 Cinéma

『万引き家族』(2018)でカンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)を受賞した是枝裕和監督の最新作『真実』の予告映像が公開された。イーサン・ホーク&カトリーヌ・ドヌーヴら世界屈指の俳優陣を迎え、構想8年&初の国際共同製作に臨んだ本作は、日本人監督として初めてヴェネチア国際映画祭コンペティション部門オープニング作品に選出されている。


フランス映画の国民的大女優である母親、ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が『真実』というタイトルの自伝本を出版した。出版祝いのため、彼女の暮らす城のような邸宅を訪れたのは、アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)、娘婿のテレビ俳優ハンク(イーサン・ホーク)、孫娘のシャルロット、そしてファビエンヌの現在のパートナーと元夫、長年の秘書という顔ぶれだ。久々の再会に一同は幸せそうな表情を浮かべるが、彼らの気がかりはただひとつ、「彼女は何を書き、何を書かなかったのか」ということだった。

今回の予告映像は、2019年8月28日に開幕した第76回ヴェネチア国際映画祭のオープニングを飾った華やかなレッド・カーペットと公式上映後のスタンディング・オベーションの光景から始まる。自伝本『真実』を読み終えたリュミールは「これのどこが“真実”よ」とファビエンヌに激しく詰め寄った。不在の母親に代わってリュミールを支えた「サラ」の存在が本の中にまったく登場しないのは後ろめたいからか、と問い詰めるリュミールに、ファビエンヌは「良い母になるより女優を選んだの」と言い放つ。かつて女優を志すも女優になれなかった娘リュミールと、家族を顧みず女優として生きた母ファビエンヌ。“残酷な真実”と“やさしい嘘”が絡み合い、やがて現れる新たな「真実」に、母娘の閉ざされた心が動き始める。

母親ファビエンヌ役の『シェルブールの雨傘』(1963)カトリーヌ・ドヌーヴは、自身のイメージにも重なる“国民的大女優”役を演じる。娘リュミール役は『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したジュリエット・ビノシュ、その夫ハンク役には『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)などのイーサン・ホーク。孫娘シャルロット役には、是枝監督がフランスで見出した逸材クレマンティーヌ・グルニエが起用された。

本作はヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にて日本人監督初のオープニング作品に選出されたのち、トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門、サン・セバスティアン国際映画祭パールズ部門、釜山国際映画祭Gala Presentation部門への出品および「今年のアジア映画人賞(Asian Filmmaker of the Year)」受賞など、早くも映画祭にて高い支持を獲得している。

映画『真実』は2019年10月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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THE RIVER編集部
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