『シャーロック・ホームズ』続編やるつもりとジュード・ロウ、「新しい脚本がある」

ロバート・ダウニー・Jr.主演の人気シリーズ、映画版『シャーロック・ホームズ』の続編企画は歩みを止めていないようだ。ホームズの助手で友人のワトソン役を演じたジュード・ロウが、The Playlistのインタビューにて明かしている。
『シャーロック・ホームズ』シリーズは、ダウニー・Jr.演じるホームズとジュード・ロウ演じるワトソンが、その観察眼と推理力、身体能力を駆使して事件解決に挑む人気サスペンス・エンターテインメントシリーズ。2009年に第1作、2011年に第2作が製作された。
ファンからも期待を集める第3作については、これまで一進一退を繰り返しており、本シリーズのプロデューサーで、ダウニー・Jr.のパートナーであるスーザン・ダウニーは2024年6月時点で「今も企画は存続している」と認めている。ダウニー・Jr.も以前に優先順位の高い作品として、製作に意欲を示していた。
このたび、ロウは「この計画は、もう何年も、おそらく10年近くかけて進化してきました」と、続編への想いを常に抱いてきたことを明かした。
「(続編を)実現するための大いなる意志があります。僕たち全員に、それを正しく実行に移し、時間を見つけ、適切なチームを見つけようという大いなる意志もあります。私が前2作の映画から受け取った素晴らしいものは、ロバートと彼の妻スーザンとの友情。彼らは私にとってはとても大切な存在です。希望としては、まだやるつもりですよ。」
スーザン・ダウニーも、ダウニー・Jr.とロウが今も年に数回は会っていると語っていたため、ロウからも前向きな発言が出てきたのは心強い。また、ロウは、「僕がまだ読んでいない、新しいバージョンの脚本があると思います。そうしたら、”どれくらいお高いんだ?製作できるのか?”ということになるでしょうね」と加えている。
ロウはかつて「第3作はホームズとワトソンの共依存を描く」と作品の方向性をほのめかしたこともあった。相応しい脚本が書かれ、プロジェクトを後押しするものになればと願わずにはいられない。
ロウは新ドラマシリーズ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」が間もなく配信開始となり、ダウニー・Jr.は『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に悪役ドクター・ドゥーム役で復帰が決定している。常に引く手あまたの2人が、『シャーロック・ホームズ』続編に臨めるタイミングがやってくるのを待つばかりだ。
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Source:The Playlist