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『レゴ ムービー』エメット&ワイルドガールのコロナ対策動画が公開、クリス・プラット&エリザベス・バンクスが声優復帰

https://www.youtube.com/watch?v=cUX0cJVhwHU

『レゴ ムービー』シリーズのエメット&ワイルドガールが、新型コロナウイルスの対策を呼びかけるために再び登場だ。クリス・プラットエリザベス・バンクスが声優として復帰した特別映像が米国で公開されている。

「闇が私たちに襲いかかる…私たちの知っていた世界はおしまい…これがハルマゲドン、終末の時…」。いつもながら、ワイルドガールは必要以上にダークな語り口で登場する。「すべては最高、じゃない」。そんな彼女に「おはよう、ルーシー」と声をかけたのはエメットだ。「ああ、ごめん、またワイルド・スタイルの時間だった?」。

「ところで、君はピザー(Pssah)のために来たの?」「ええ、PSAのために。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のね」。PSAとは“Public Service Announcement”、日本語にすれば「公共広告」だが、ここは“みなさんへの呼びかけ”とでもするのがわかりやすいだろう。もっとも、エメットはコロナウイルスについてあまり理解していない模様。いわく、「コロナウイルスの小説(ノベル)だよね。だけど僕、シリーズの18冊は読んでないんだ」。するとワイルドガールは「そう、ノベル・コロナウイルス。ノベルは“新しい”って意味だし、このウイルスは今までになかったものだしね」と教える。「“19”って呼ぶのは、2019年に見つかったからだよ」。

エメットは「ぜんぜん知らなかったよ」と応じつつ、「だけど、そのほかに言われたことはよくわかったよ。“5つ守ろう”だよね。手を洗う、咳やクシャミは肘を使う、顔を触らない、安全な距離を取る、それからなるべく家にいる」。ワイルドガールも「手(Hands)、肘(Elbow)、顔(Face)、距離(Space)、家(Home)」と繰り返す。エメットが「覚えづらいからさ、“ヘムフシュ(Hemfsh)”はどうかな。“ヒシュムフ”…いや、“フフムシュ”…違うな、ちょっと待って」。

するとワイルドガールが「エメット、歌がいいよ」と提案する。「私は歌わない。絶対歌わないけど」と付け加えれば、エメットは「そんなことないよね」。これにワイルドガールは「“すべては最高”を歌ったことはあったけど、あれは私たちの命がかかってたから」と弁解するが、「ああ、今もそうだね…わかった…」。二人は、おなじみ「Head Shoulders Knees & Toes」のメロディに乗せて「Hands, Elbows, Face and Space!」と歌いあげる。

歌い終えたエメットは「最高!」と言い、ワイルドガールをハグしようと近づくが、すぐさまワイルドガールは距離を取る。「わかってるよ…エア・ハグをしようとしたんだ、すごくいいと思うよ。おうちにいるみんなにも」。エメットとワイルドガールはエア・ハグをして「エア・ハグって最高」「うん、いい感じだね」。

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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