ジャレッド・レト、「モービウス役にノーと言うのは不可能でした」─「ずっと変身に関心がありました」
『ヴェノム』シリーズに続く、マーベルの新たなるヴィラン映画『モービウス』に主演するジャレッド・レトが、キャラクターに対する想いを語っている。
『モービウス』でレトが演じる医師マイケル・モービウスは、天才的な頭脳を持ちながらも幼少時から血液の難病を患い、自らを実験台にコウモリの血清を投与したことで、ヴァンパイアのようなクリーチャーに変身できるようになる。
Apple TV+の新作ドラマ「WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~」と『モービウス』を宣伝するために、米Varietyの取材に応じたレトがモービウス役に心惹かれた理由を語った。
「このキャラクターがスクリーンに登場するのは、まさに初めてということで、とても気に入りました。これまで僕はずっと変身に関心を持っていて、その領域を開拓する方法がこのマーベル映画の大作だったわけです。“ノー“と言うのは不可能でしたよ。」
メソッド演技法による過酷な役作りで真向からキャラクターに取り組むことで知られるレトにとって、一人二役的な演技を要求されるモービウス役はチャレンジし甲斐があったに違いない。
『モービウス』でメガホンを取ったダニエル・エスピノーサは、「ジャレッド・レトは、モービウス役を演じることができる唯一の俳優でした。それは選択ではなく宿命だったのです」と力説。また監督は、「どれだけ彼が、医師のマイケル・モービウスから感情を搾り取れるかを目にするのは本当に驚きでした」とも語っていた。
『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)でアカデミー賞助演男優賞に輝いたレトが、どのようにモービウスを体現しているのか期待が高まるばかりだ。レトが「“ノー”と言うのは不可能だった」と語った映画『モービウス』は、2022年4月1日に日本公開。
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Source:Variety