『フリー・ガイ』ショーン・レヴィ監督、『スター・ウォーズ』やマーベル映画の製作に前向きも条件あり

映画『ナイト・ミュージアム』シリーズをはじめ、『リアル・スティール』(2011)『フリー・ガイ』(2021)、ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)などで知られる監督、ショーン・レヴィ。数多くの話題作でプロデュース、メガホンをとってきたレヴィ監督は、『スター・ウォーズ』やマーベル映画にも関心を寄せているようだ。
ScreenRantのインタビューにてレヴィ監督は、SFで携わってみたい作品について質問されたところ、「スター・ウォーズやマーベルは魅力的な世界観だと思います」と回答。『リアル・スティール』ではヒュー・ジャックマン、『フリー・ガイ』ではライアン・レイノルズといったマーベル作品の主演俳優たちと仕事を共にしている。レイノルズとは同作のほか、『アダム&アダム』でもタッグを組んでおり、俳優からの信頼も厚いため、デッドプールが登場する映画などで監督を務めても興味深いことになりそうだ。
一方、『スター・ウォーズ』に関しては、『フリー・ガイ』ではオマージュが捧げられていたり、『アダム&アダム』でもライトセーバーを彷彿とさせる武器が登場したりと、その愛がうかがえた。またアクションやコメディ、そしてハートフルなドラマまで、さまざまなジャンルを得意とする監督なだけあって、いずれの作品でも新風を巻き起こしてくれるに違いない。
ただしレヴィ監督は、「適切なタイミングで、それに相応しいストーリーがなければありません」と、仮に依頼があっても必ず引き受けるわけではないことを明言している。また基本的には、オリジナル作品にこだわり続けたいのだという。「ハートフルで笑いがあって、スペクタクルなハイブリッド映画を作り続けたいと思っています。そういう映画が一番好きですから。そういう映画はもうあまり作られなくなりましたし、オリジナル映画を立て続けにふたつ製作できたことは、本当に幸運なことだと思っています。これは決して当たり前のことではないでしょう」。
ちなみにレヴィ監督最新作、『アダム&アダム』ではライアン・レイノルズふんするパイロットのアダム・リードがあることをきっかけに、“タイムトラベル技術の発明を阻止し、未来の世界を救う”という重大任務に挑む姿が描かれる。Netflixにて2022年3月11日より全世界独占配信だ。
Source: ScreenRant