『ルイスと不思議の時計』ジャック・ブラックがポンコツ魔法使い役という配役の素晴らしさがよく分かる特別映像

ジャック・ブラック、またもハマり役!
“ハリー・ポッターの原点”ともいわれる児童文学を映画化する『ルイスと不思議の時計』が、2018年10月12日(金)に日本公開となる。このたび、ポンコツ魔法使いのジョナサンおじさんを演じるジャック・ブラックの魅力に迫る特別映像が公開された。
本映像では、本編映像やメイキング映像を交えてジャック・ブラックのインタビュー内容が紹介されている。最初に自身が演じるジョナサンについて、「ジョナサンは魔術師だ。だから面白い。」「規範にとらわれない、変わり者だ」と語るブラック。その言葉通り、ジョナサンはハットを被り着物をガウンとして羽織り、魔術を見せると言いながらサックスでいびつな音を奏でたりする変わり者だ。
続けて、「エネルギーや炎や氷を自在に操るのが夢だった。魔女みたいにね」と明かし、その夢が本作で実現できた喜びを語っている。ちなみに、ブラックは本作のために巧妙な手品を体得しなければならなかったそうで、以前「手先の器用さが求められたんです。有名なマジシャンのデヴィッド・クォンから手ほどきを受けましたよ」と明かしていた。
ジャック・ブラック「夢が叶った」
ジャック・ブラック起用のポイントについて、イーライ・ロス監督は「最初は一緒に暮らすのは恐ろしいが、そのうち一緒に冒険するのが面白いと思えるような人物を起用することが重要だった」という。ブラック以外のキャスティングは考えられなかったそうで、以下のように想いを語っている。
「彼が在籍するバンド”テネイシャスD”のライブも観たことがあったし、彼の出演作は全部観ていましたからね。ジャックで連想するのは、とにかく笑えるヤツということ、豊かな個性と魅力を持った最高に面白い人だということです。それに彼は素晴らしいハートの持ち主なんですよ。『スクール・オブ・ロック』や『バーニー/みんなが愛した殺人者』で彼が見せるのは驚くほど見事にドラマチックな役者の顔です。彼にはユーモア、優しさ、ソウルフルな魅力があって、そんな彼がこの役に命を吹き込むところを見られて夢が叶いましたよ。」
ブラックのほか本作に出演するのは、魔女のツィマーマン役を演じる『ブルージャスミン』(2013)や『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のケイト・ブランシェット。監督は『グリーン・インフェルノ』(2013)の鬼才イーライ・ロスが務めた。また、日本語吹替え版では、ジャック・ブラックの声を佐藤二朗、ケイト・ブランシェットの声を宮沢りえ、主人公ルイスの声を高山みなみが担当する。ほかにも松本梨香、矢島晶子、本名陽子など豪華声優陣が集結した。
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