『ライオン・キング』が30周年 ─ アニメ、超実写、劇団四季、ランドのショー、スーファミのゲーム版が全て繋がるサークル・オブ・ライフな映像公開

壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』の30周年を記念して、今も変わらず世界中の人から愛され続けるこの映画の偉大な歴史を振り返る特別映像が公開された。
特別映像は楽曲『サークル・オブ・ライフ』の力強い楽曲が流れる中、王国の呪術師ラフィキが王の子シンバを抱き上げ、プライド・ランドの未来の王の誕生を告げる『ライオン・キング』ならではの象徴的なシーンから始まる。その後、王ムファサが息子のシンバに“命の環”(サークル・オブ・ライフ)や王としての教えを説くシーン、美しいサバンナの地を駆け回る様子や、プライド・ランドの住民たちの生き生きとした姿、危険なヌーに追いかけられるシンバなど名シーンが満載だ。さらにシーンごとにアニメーション版から実写版へと映像が移り変わる贅沢な内容となっている。
また映画のシーンだけではなく、名シーンを真似て子供を抱き上げる母親の姿や、ミュージカル版『ライオン・キング』で演じられている模様、ディズニーランドのショーや、スーパーファミコンのゲームになったシンバの姿まで映し出され、この30年間、いかにして『ライオン・キング』が“キング・オブ・エンターテイメント”として君臨し、世界中の人々に影響を与え、愛されてきたのかが分かる。
王であるムファサが息子シンバに「命あるものは全てがかかわり合いを持ち、釣り合いを持っている。命あるものが輪となり、永遠に時を刻む」と語っているように、“全ての人に生きる意味がある”という壮大なメッセージは、アニメーション映画でありながら世界中の人々の心に響く。ライオンの王子シンバの成長物語やサバンナの動物たちの魅力全開のキャラクター、驚異のアニメーション映像、そしてアカデミー賞に輝いた「サークル・オブ・ライフ」の楽曲など、全方位揃ったエンターテイメント作品で人々を魅了し、語り継がれる伝説の作品となった。
この30周年という記念すべき年に公開されるのが、シンバの父・ムファサの“始まりの物語”を描く『ライオン・キング:ムファサ』。仲睦まじく育ってきたムファサと兄弟であるタカはなぜ別の道を歩むことになってしまったのか、王家の血を引くタカではなく、なぜ孤児のムファサが王になったのか。『ライオン・キング』でも因縁を感じさせたムファサとスカー(タカ)、そしてシンバの母となるサラビとの間にはどんな物語があるのか。『ライオン・キング』では明かされなかったシンバの父、偉大なる王ムファサの“はじまりの物語”が語られる。
本作の監督を務めるのは、『ムーンライト』(2016) でアカデミー賞®︎作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。数々の名作を手掛けてきたバリー・ジェンキンスだけに、どんなドラマティックな物語になるのか、期待も高まる。
新たにキャラクターに命を吹き込む声優として、若きムファサ役に『地下鉄道~自由への旅路~』(2021)でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役に『シラノ』(2021)のケルヴィン・ハリソン・Jr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンが抜擢。ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、日本でも人気が高いマッツ・ミケルセンが演じる。
『ライオン・キング』に続き、プンバァをセス・ローゲン、シンバをドナルド・グローヴァー、ナラを世界の歌姫ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表されている。シンバとナラの娘・キアラ役は、ビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じ、映画では初となるビヨンセ母娘の共演にも注目が集まっている。

映画『ライオン・キング:ムファサ』は2024年12月20日(金)劇場公開。
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