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実写版『リトル・マーメイド』、1日13時間も水中で撮影した過酷な舞台裏

リトル・マーメイド
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不朽の名作アニメを新たなバージョンで蘇らせるディズニーの実写版映画『リトル・マーメイド』は、アクション映画のような過酷な撮影を伴ったようだ。ヒロインを演じるハル・ベイリーが、撮影の舞台裏を語っている。

アリエル役のベイリーは本作で、海を泳ぎ回る人魚と陸における人間のシーンを演じ分ける必要があった。特に人魚のシーンはかなり厳しい撮影となったようだ。米Edition Magazineのインタビューでベイリーは、ロンドンのパインウッド・スタジオでほぼ1年間にわたって撮影に参加し、ある日は1日13時間も水に浸かったままで、何時間もハーネスに繋がれた日もあったと明かしている。その過酷な撮影についてベイリーは、「人生で、これまでにないほど自分を追い込みました」と語った。

以前にベイリーは、これまでにアニメ作品で白人として描かれたアリエル役に、黒人である自身が実写版映画に起用されたことで、ネット上で心ない言葉を浴びせられたことに言及。「私も黒人なので、(批判が起こることは)わかっていましたし、もはやショックだと思いません」とコメントしていた。アリエル役を演じるにあたり、厳しい撮影に耐えて批判の声にもさらされた上、注目作のヒロインを演じるというプレッシャーも重なり、身体的にも感情的にも大きな負担を感じていたに違いない。

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しかし、ベイリーは今回のインタビューで、「褐色の肌をしたドレッドヘアのアリエルを目にした有色系や黒人の女の子が感動している様子を見て、エモーショルになってしまった」とも吐露しており、黒人として初めてアリエルを演じたことを心から誇りに思っているようだ。

『リトル・マーメイド』は2023年6月9日に日本公開。

Source:Edition Magazine

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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