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実写版『リトル・マーメイド』は新曲を4曲追加へ ─ 『魔法にかけられて』続編、楽曲制作が進行中

リトル・マーメイド
© Buena Vista Pictures 写真:ゼータ イメージ

ディズニーによる実写映画版『リトル・マーメイド(原題:The Little Mermaid)』には、1989年のアニメ映画版を彩った名曲のほか、4曲の新曲が加わることになるという。オリジナル版に続いて登板する、ディズニー映画音楽の“レジェンド”アラン・メンケンが明かした。

実写版『リトル・マーメイド』は2020年3月中旬より撮影開始予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、一時製作中断となっている。ディズニーは多くの企画を中断しており、スタッフたちはリモートワークによる作業を続けている状態だ。このたび、アメリカ俳優基金のチャリティ番組に登場したメンケンは、自室にて創作に打ち込んでいること、『リトル・マーメイド』に4曲が追加されることを明かした。

ディズニーは『ライオン・キング』(2019)や『アラジン』(2019)など、名作アニメの実写映画化にあたっては新曲を追加する方針を継続中。『リトル・マーメイド』の新曲がどのようなものになるかは不明だが、4曲というボリュームは従来の実写映画化でも多い部類だ。作詞・作曲にはメンケンのほか、『モアナと伝説の海』(2016)に参加したリン=マニュエル・ミランダも新たに加わっている。

実写版で主人公アリエルを演じるのは、姉妹デュオ「クロエ&ハレ(Chloe x Halle)」のハレ・ベイリー。エリック王子役を『ベラのワンダフル・ホーム』(2019)ジョナ・ハウアー=キング、アースラ役を『ゴーストバスターズ』(2016)メリッサ・マッカーシー、アリエルの父トリトン役を『ノーカントリー』(2007)ハビエル・バルデムが演じる。鯛のフランダー役は『ルーム』(2015)『ワンダー 君は太陽』(2017)ジェイコブ・トレンブレイ、カモメのスカットル役は『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)オークワフィナ、カニの宮廷音楽家セバスチャン役は『ブラインドスポッティング』(2018)ダヴィード・ディグス。監督は『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019)のロブ・マーシャルが務める。

なお、メンケンは『リトル・マーメイド』と並行して『魔法にかけられて』(2007)続編映画の楽曲も制作しているとのこと。同作は『ヘアスプレー』(2007)「glee/グリー」(2009-2015)などのアダム・シャンクマンが監督を務め、ただいま脚本作業も進行中。前作から10年後のジゼル姫が描かれる物語で、楽曲は全曲オリジナルだという。

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Source: The Rosie O’Donnell Show LIVE! Give #withme to The Actors Fund, ScreenRant

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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