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実写版『リトル・マーメイド』セバスチャン役に注目の俳優兼ラッパーが出演交渉中 ─ 『ブラインドスポッティング』『ワンダー 君は太陽』など出演

リトル・マーメイド
© Buena Vista Pictures 写真:ゼータ イメージ

ディズニー実写版『リトル・マーメイド(原題:Little Mermaid)』に、宮廷音楽家のカニ・セバスチャン役として『ブラインドスポッティング』(2018・日2019)の注目俳優ダヴィード・ディグスが出演交渉に入っていることがわかった。米Varietyが報じている。

セバスチャンといえば『リトル・マーメイド』を代表する人気キャラクターのひとりで、アトランティスの王トリトン王に仕える存在。かの名曲「アンダー・ザ・シー」を歌い上げる役割を担い、1989年のアニメ版ではサミュエル・E・ライトが声を務めていた。

この大役への起用が見込まれているダヴィード・ディグスは、舞台からキャリアをスタートさせた俳優であり、歌手・ラッパーとしての顔を持つ。『ブラインドスポッティング』で主演・脚本・製作を兼任して高く評価されたほか、『ワンダー 君は太陽』(2017)では主人公の少年オギーの英語教師・ブラウン役を演じた。ジェイク・ギレンホール主演『ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー』(2019)にも出演し、ピクサーによる2020年の新作映画『ソウル(原題:Soul)』では声優を務めている。

ブラインドスポッティング
『ブラインドスポッティング』よりダヴィード・ディグス(右)©2018 OAKLAND MOVING PICTURES LLC ALL RIGHTS RESERVED

なお本作には、ヴィランのアースラ役に『ゴーストバスターズ』(2016)『ある女流作家の罪と罰』(2018)メリッサ・マッカーシー、アリエルの父であるトリトン役に『ノーカントリー』(2007)『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)ハビエル・バルデム、アリエルの親友で鯛のフランダー役に『ルーム』(2015)『ワンダー 君は太陽』(2017)ジェイコブ・トレンブレイ、カモメのスカットル役に『クレイジー・リッチ!』(2018)『オーシャンズ8』(2018)オークワフィナが契約交渉中と報じられている。

監督は『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019)のロブ・マーシャル。脚本は同作でマーシャル監督とタッグを組んだデヴィッド・マギー、『キングスマン』シリーズのジェーン・ゴールドマンが執筆する。プロデューサーは実写版『アラジン』(2019)のマーク・プラットらが担当し、音楽はおなじみの名曲に加え、ディズニー映画音楽の名手アラン・メンケンと『モアナと伝説の海』(2016)リン=マニュエル・ミランダによる新曲も追加される予定だ。

実写映画版『リトル・マーメイド(原題:Little Mermaid)』は2020年初頭の撮影開始をめざして進行中

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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