「クィア・アイ」ファブ5がアニメに、Lizzoがカラフルに自己肯定歌うリリックビデオ

Netflix「クィア・アイ」のファブ5(アントニ、ボビー、ジョナサン、カラモ、タン)が、Lizzo(リゾ)の新曲「Soulmate」のアップリフティングなリリックビデオにアニメで登場した。
Lizzoはプラスサイズな姿も活きたパワフルなパフォーマンスで人気のシンガー。いわゆる「モデル体型」を至上とする考えから脱却し、ありのままの自分を愛するポジティブなムーブメントのアイコン的存在として支持されており、LGBTQのサポーターとしても知られる。映画『ハスラーズ』(2019)にも出演した。
“Soulmate”でLizzoは、「オトコを捕まえたいなら、見た目をどうにかしなきゃと言われた/オトコをキープしたいなら、料理を覚えなきゃと言われた/でも私はマリブのソーホーでソジュ(韓国焼酎)をちびちびやってる/これが私、私ってこういうこと」「私が私のソウルメイト/自分の愛し方もわかってる」「私はクイーン、でも王冠なんて要らない/私って最高って、鏡を見て思っちゃう」「鏡に映ってるビッチ、うん、大好き」「毎週日曜お花を買っちゃう/いつか自分と結婚しちゃう」とポジティブに歌う。聴けば自然と元気が湧いてくるカラフルなリリックビデオで、アニメーションになったファブ5が楽しげに登場する。
ファブ5のボビーが「これ以上アイコニックな組み合わせがあれば挙げてみて、待つから」とInstagramで言うように、Lizzoとファブ5が共鳴するのはとても自然なことだ。ファブ5は「クィア・アイ」で、依頼人「らしさ」を変えたり、別の考え方やスタイルを強制したりは決してせず、むしろ依頼人の中に眠る魅力を引き出し、優しく抱擁し、背中を押してきた。「クィア・アイ」は、シーズン5までが現在Netflixで配信中だ。