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エドガー・ライト『ラストナイト・イン・ソーホー』ポスターが新たに米公開 ─ ストーリーやキャスト、新予告編も

ラストナイト・イン・ソーホー
© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)『ベイビー・ドライバー』(2017)などのエドガー・ライト監督による待望の最新作、『ラストナイト・イン・ソーホー』よりポスタービジュアルが新たに米国公開された。2021年12月の日本公開に先駆けて、本記事ではポスタービジュアルのほか、先日米国で公開されたばかりの新予告編、ストーリー・キャストについてもおさらしたい。

ストーリー

 ラストナイト・イン・ソーホー
© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED

エドガー・ライト監督にとって明らかな新境地を切り拓く作品となる本作。ユーモアとリズミカルなテンションに乗せながら、スペクタクルなアクションを届けてきた監督として知られるが、本作は自身初のサイコ・ホラーだ。舞台となるのは、イギリス・ロンドンの中心部にある、かつては歓楽街だったソーホー。ファッションデザイナーを夢見る少女、エロイーズはソーホー地区の専門学校に入学するも、同級生たちとの寮生活に馴染めず、街の片隅で一人暮らしを始めることに。

アパートで眠りにつくと、エロイーズは夢の中で、1960年代のソーホーにいた。そこで歌手を夢見る魅惑的な少女、サンディと出会うと、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。夢の中の体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムリープを繰り返すようになる。しかしある日、夢の中で、サンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が現れ、徐々に精神を蝕まれるエロイーズ。果たして、殺人鬼は一体誰なのか、そして亡霊の目的とは?

キャスト

「クイーンズ・ギャンビット」(2020)でゴールデングローブ主演女優賞を受賞した若手女優、アニャ・テイラー=ジョイがサンディ役を演じる。『ウィッチ』(2015)『スプリット』(2017)『ミスター・ガラス』(2019)などでも有名で、『マッドマックス』フュリオサを主人公とした映画『Furiosa(原題)』の主演にも抜擢されている。

エロイーズ役を演じるのは、『ジョジョ・ラビット』(2019)で脚光を集めた新鋭、トーマシン・マッケンジー。デブラ・グラニックによる『足跡はかき消して』(2018)や、M・ナイト・シャマランによる『オールド』(2020)などにも出演しており、今後の作品としては、ジェーン・カンピオンによる『パワー・オブ・ザ・ドッグ』などが待機中だ。

ほか共演者として、「ドクター・フー」(2005)「ザ・クラウン」(2016-)のマット・スミス、『アタック・ザ・ブロック』(2011)のマイケル・アジャオ、『女王陛下の007』(1969)のダイアナ・リグ、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)のテレンス・スタンプらが参加している。

新ポスタービジュアル

このたび新たに公開されたポスタービジュアルは、クラシックできらびやかなソーホーにぴったりなネオンカラーで彩られている。またその投稿には「たった一晩で世界が変わる」と意味深な言葉が添えられており、サンディとの不思議な出会いにより、エロイーズの人生の歯車が大きく狂い始めてしまうことを予感させる。

新予告編

エロイーズが次第に豹変していく姿が捉えられている。ネタバレ厳禁と言われている本作。エドガー・ライト監督が本予告編を発表した際にも、「これ以上の秘密を知りたくなければ、今は目をそらしてください」と注意事項が添えられていたため、これ以上の中身の詳細は省略したい。それでも気になるという方は是非とも再生してみよう。きっと世界が変わるに違いない。

映画『ラストナイト・イン・ソーホー』は2021年12月、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。