「ロキ」シーズン2監督、「決定版カーン」の存在を示唆「まだ影から出てきていない」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」シーズン2第2話で監督を務めたダン・デリーウが、今後のMCUの大きな脅威となるヴィラン、征服者カーンについて意味深な発言を繰り出した。
征服者カーンは、「ロキ」シーズン1の最終話で存在が示唆された後、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2022)で本格登場。同作劇中では無数の変異体の存在も明らかになった。MCU最新作の「ロキ」シーズン2では、『クアントマニア』のラストで姿を見せたヴィクター・タイムリーという変異体が物語に大きく関わってくる。
米ScreenRantでは、デリーウ監督が「全てのカーンが好きです。素晴らしいキャラクターだと思います」と言及した上で、「私が思い描く“決定版カーン”をみなさんがすでに見ているかどうかは分からないですよ」とも発言。「まだ影から出てきていない誰かがいると思います」と謎の人物の存在を示唆している。
原作コミックでも登場するヴィクター・タイムリーは、米ウィスコンシン州に自身の名を冠した町を設立し、初代市長を務める。この町をハイテク都市として繁栄させていくタイムリーだが、その正体は未来からやってきた征服者カーンであることが判明する。
実写版のタイムリーに原作の設定が踏襲されていたとしたら、今後のMCUに大きな影響力をもたらすことは間違いないが、現時点では未知数。デリーウ監督の言う“決定版カーン”であるとも限らない。2026年米公開予定の『アベンジャーズ/カーン・ダイナスティ』では、“征服者カーン”をめぐる物語の核心に迫ることが予想されるが、“決定版カーン”が重要な役割を担うことになるのだろうか。ひとまずは「ロキ」シーズン2の展開を注視するほかなさそうだ。
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Source:ScreenRant