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海外版ドキュメンタル、各国の「笑いのツボ」の違いを予告編で見比べよう ─ 松本人志「世界大会をやったらいい」

『LOL Last One Laughing』キービジュアル(メキシコ、オーストラリア、イタリア、ドイツ)
(C)2021 YD Creation

Amazon Prime Videoで配信中、ダウンタウン松本人志が仕掛ける『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』は、日本だけでなく海外版も展開中だ。この度、イタリア版、オーストラリア版、ドイツ版、メキシコ版の予告編映像を入手したので見比べてみよう。国によって異なる「笑いのツボ」が興味深い。

イタリア版

オーストラリア版

ドイツ版

メキシコ版

海外では『LOL:Last One Laughing』というタイトルで、メキシコ、オーストラリア、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、インドで配信中。今後ブラジル、カナダでも配信が予定されている。

日本のPrime Videoでは、2019年にメキシコ版、2020年にオーストラリア版、2021年にはドイツ版とイタリア版が配信開始。各国ご当地の笑いのポイントや、豪華ホスト陣の出演も注目されている。

オーストラリア版では、『ジョジョ・ラビット』(2019)『キャッツ』(2020)など数多くの話題作に出演し、女優・コメディアンとして活躍するレベル・ウィルソン、イタリア版では、世界的インフルエンサーとして知られるキアラ・フェラーニの夫であり人気ラッパーのフェデスがホストをつとめている。

ドイツ版では、早くもシーズン3の配信が決定し、今年、20年以上の歴史を誇る現地のコメディ賞(Deutscher Comedypreis)の「最優秀コメディショー」を受賞するなど高い評価を得ている。

公開となった予告編映像は、日本でも配信中の、メキシコ版、オーストラリア版、ドイツ版、イタリア版の全4種。バラエティに富んだコメディアン達の熱気や狂気が漂い、「ドキュメンタル」シリーズの基本的なルールに沿っていながら、各国のオリジナル要素にも期待が高まる。

本シリーズにインスピレーションを与えた「ドキュメンタル」シリーズの生みの親、プロデューサーの松本人志は、以下のようにコメントしている。

「やっぱりこの世界共通の笑いの緊張と緩和というのはやっぱりどこの国もおそらく一緒で、密室の中で我慢しながら、でも笑ってしまう、笑わしに行かないといけない、というこの感覚はたぶん人種を選ばないんでしょうね。それはヒットしない理由がないですよね。これ(『ドキュメンタル』シーズン10)で優勝したら、海外に行ったらいいのにね。日本代表として。世界大会をやったらいいですよね。言葉関係なくいけますからね。」

本家『ドキュメンタル』シーズン10は2021年12月3日より配信開始となるが、各国の『LOL:Last One Laughing』の今後の展開にも期待したい。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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