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『ロード・オブ・ザ・リング』エオウィン役ミランダ・オットー、新作映画で20年ぶり再演へ ─ 『ウォー・オブ・ロヒアリム』に声優参加

Miranda Otto ミランダ・オットー
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Miranda_Otto_(28583196822).jpg

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作アニメ映画『ロード・オブ・ザ・リング:ウォー・オブ・ロヒアリム(原題:The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim)』より、本国版の声優陣が発表された。米Deadlineが報じており、映画シリーズでエオウィンを演じたミランダ・オットーが復帰することでも話題となっている。

本作は、J・R・R・トールキンの原作小説『指輪物語』に基づき、ピーター・ジャクソン監督による『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズと同一の世界観で製作される。フロド・バギンズ一行とサウロン軍による指輪戦争から183年前が舞台となり、ローハンの王である“槌手王”ヘルム・ハンマーハンドを主人公に、褐色人の侵攻や飢饉などの困難に直面したロヒアリムの戦いが描かれる。

オットーが演じるエオウィンは、本作で語り部として登場するとのこと。映画ファンに馴染みのあるタイムラインから回顧するような形で物語が語られることになりそうだ。『二つの塔』『王の帰還』に出演したオットーは約20年ぶりにエオウィンを再演することになる。

このほか声優陣として、ヘルム役に「メディア王 〜華麗なる一族〜」(2018-)のブライアン・コックス、ヘルムの娘ヘラ役にエマ・トンプソンの娘として知られるガイア・ロミリー・ワイズ、メインヴィランのウルフ役にルーク・パスカリーノが起用された。なお現在は、荒牧伸志が率いる制作会社Sola Entertainmentでアニメーション製作が進行しているという。

監督は、テレビ版「攻殻機動隊」シリーズや「ULTRAMAN」(2019)「攻殻機動隊 SAC_2045」(2020)の神山健治。このほかクリエイティブ・チームには、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのメイクアップ&視覚効果でアカデミー賞に輝いたリチャード・テイラーと美術賞を受賞したアラン・リー、トールキンの小説で挿絵を手掛けるイラストレーターのジョン・ハウといった錚々たる精鋭が名を連ねている。2024年4月12日に米国公開を予定している。

Source: Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。