『ロード・オブ・ザ・リング』新作、いよいよ撮影開始 ─ 主人公はゴラム、「戻れてワクワクしています」

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作映画『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題:The Lord of the Rings: The Hunt for Gollum)』が、ついに撮影準備に入るようだ。主演・監督を務めるアンディ・サーキスが、現地入りを前に意気込みを語った。
本作はJ・R・R・トールキン著『指輪物語』に基づき、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に登場するゴラムを主役とする物語。シリーズの実写映画としては、ピーター・ジャクソン監督作『ホビット 決戦のゆくえ』(2014)以来となる。
サーキスは「戻れることにとてもワクワクしています」と話し、2025年9月6日に撮影地・ニュージーランドへ向かうことを英Metroに明かした。
「僕が監督を務めるので、これからプロダクションの準備を始めます。長年共に仕事をしてきた大好きなファミリーのもとに戻れるのが楽しみです。そして、僕が逃れられないキャラクターにもね(笑)。」
当初は2026年の劇場公開を予定していたが、公開日は2027年12月17日に延期されている。3月時点では「2026年上半期」に撮影が始まる見込みとされていたが、まもなく撮影開始の知らせが届きそうだ。
現時点でプロットやゴラム以外の登場人物は明かされていない。以前サーキスが語ったところによると、「かつてスメアゴルと呼ばれ、ゴラムとして広く知られるキャラクターを、3部作に近い雰囲気で深く掘り下げる」作品になるという。
オリジナル版のピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンはプロデューサーとして参加し、製作の全工程に関与することが明かされている。
映画『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』は2027年12月17日に米国公開予定。
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Source:Metro