『ロード・オブ・ザ・リング』ガンダルフ役イアン・マッケラン、「まだ生きていれば」新作映画にも出たい

『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズのガンダルフ役で知られるイアン・マッケランが同役再演に前向きな姿勢を見せている。ただし、それには一つ条件があるようで……。
現在、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズからは新作映画『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題:Lord of the Rings: The Hunt for Gollum)』が進行中。ピーター・ジャクソン監督が製作を務め、脚本にはフラン・ウォルシュとフィリパ・ボウエンのコンビが復帰、ゴラムを演じたアンディ・サーキスが監督・主演を務めるなど、『ホビット』『ロード・オブ・ザ・リング』の製作陣が再集結する。
そうなれば役者の再集結にも期待がかかるが、このたび英The Times of Londonではガンダルフ役のマッケランが再演の可能性について言及。マッケラン自身、新作企画の存在を耳にしているそうで、「トールキンの地での兆し」を聞いたと語っている。一方、「脚本もオファーも計画もありません」と企画への関与は否定した。
マッケランは2024年6月現在で85歳。役者としてのキャリアは50年以上となるが、引退の意思はないことを語っていた。ガンダルフ再演については「もし生きていれば」と冗談交じりにではあるが、命ある限り役に向き合うことも明かした。
『ザ・ハント・フォー・ゴラム』での再演に前向きなのはマッケランだけではない。アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンもその1人だ。ヴィゴはアラゴルンを演じることが「大好きだ」と語りながら、「もし今の自分の年齢とかそういったところも含めて適切な役なのであればやります」と話していた。
現時点で『ザ・ハント・フォー・ゴラム』のプロットは不明だが、これまでに語られてこなかった物語が掘り下げられていくとされている。米公開は2026年。
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