『ロード・オブ・ザ・リング』ガンダルフ役イアン・マッケラン、『ゴラム』新映画に復帰か

J・R・R・トールキンの『指輪物語』を原作に映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』3部作でガンダルフ役を演じたレジェンド、イアン・マッケランが同役を再演する可能性に言及している。米Big Issueのインタビューで、マッケランは再演に対する意欲的な姿勢を示し、ファンの期待を高めるようなコメントで答えた。
「『ロード・オブ・ザ・リング』に対する熱意が衰える気配はありませんね。それ以上は言えません。さらに映画が作られて、ガンダルフが登場すると伝えられました。私にガンダルフを演じてほしいと望まれているのです。いつになるかはわかりません。脚本ですか?まだ執筆されていません。だから急いだ方がいいですね!」

この回答で映画のタイトルは触れられていないが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーがマッケランにガンダルフ役の再演を望んでいる映画は、『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』だろう。この映画は、本家シリーズ3部作と『ホビット 思いがけない冒険』(2012)に登場したゴラムを主人公に描くもので、アンディ・サーキスが復帰して監督も務める。
マッケランは、スタジオからガンダルフ役を打診されて「YES」と答えたのかどうかは明かしていない。しかし、現在85歳のマッケランは以前にも同役の再演について、「もし生きていれば」と冗談交じりに復帰の条件を掲げ、復帰の意志を見せていた。
マッケランの他には、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンも、「もし今の自分の年齢とか、そういったところも含めて適切な役なのであればやります」と前向き姿勢で回答。レゴラス役を演じたオーランド・ブルームも、もう一度演じてみたいキャラクターを質問されてレゴラスの名前を挙げていた。
現時点で『ザ・ハント・フォー・ゴラム』のプロットは不明だが、これまでに語られてこなかった物語が掘り下げられるという。ピーター・ジャクソン監督が製作を務め、脚本にはフラン・ウォルシュとフィリパ・ボウエンのコンビも復帰し、『ホビット』『ロード・オブ・ザ・リング』の製作陣が再集結する。
『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』は、2026年に米国公開予定。
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