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「ロード・オブ・ザ・リング」新ドラマ、トールキンマニアたちが絶賛「安泰」「満足」 ─ 先行上映が英ロンドンで開催

ロード・オブ・ザ・リング
©Amazon Studios

2022年9月2日よりAmazon Prime Videoで世界同時配信開始となる「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」の特別先行試写会が、原作者J・R・R・トールキンの研究者や熱烈なファン向けにイギリスで実施されたという。中つ国第二紀を初映像化する本シリーズに、オリジナルを良く知る人々はどう評価したのか。

「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズにも登場した冥王サウロンの台頭に焦点が当てられていく模様。タイトルの力の指輪(The Rings of Power)とは、3つがエルフ、7つがドワーフ、9つが人間、そして1つがサウロンのために作られた計20の指輪のことをさす。本編では、映画版でフィーチャーされなかった力の指輪にまつわる出来事も描かれていくことになりそうだ。

配信開始も迫る中、Prime Videoはトールキン・マニアを招待した試写会をトールキンの母校、英オックスフォード大学で主催。同イベントでは映像の一部が披露されたといい、トールキン研究を学問分野の一つとして擁する米シグナム大学の創設者コーリー・オルセンは、Twitterで以下のように報告している。

「先週、私は@LOTRonPrimeからトールキンマニアの方々と一緒に招かれて、『力の指輪』の映像の先行上映に参加してきました。ショーランナーの方々にもお会いしました。これだけは言わなきゃ。彼らとお会いして、作品はものすごく安泰だと感じました。」

本シリーズでショーランナーを務めるのは、脚本を兼任するジョン・D・ペインとパトリック・マッケイ。どうやらオルセン氏は2人の実力も高く評価しているようだが、これはイベントに同席したシグナム大学フィクション研究機構「Mythgard Institute」の職員も同感らしい。同組織はTwitterで、ショーランナー2人について「彼らのパッションには驚かされました。私たちはとても楽観的でいますし、ワクワクしています」と共有した。

気になる中身についてだが、試写会で上映された映像の内容については不明。ブラジルに拠点を置くトールキンのトークチャンネルTolkien Talkは、作品への評価について「見せていただいたものには満足しています」と太鼓判を押している。

すでに公開されている映像からはピーター・ジャクソンが構築した映画シリーズにも劣らないスケール感が伝わってくるように、『指輪物語』の壮大な世界が再び、ファンに興奮をもたらしてくれそうだ。なお英Empireでは、『ホビット』『ロード・オブ・ザ・リング』から続投する形で、本シリーズでもコンセプトアートを担当したジョン・ハウが作品をこう予告していた。「あなた方の知っている中つ国ではありませんよ」。

「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は、2022年9月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信予定。

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Source: Tolkien Talk,Empire

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。