【ネタバレ解説】「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」よそびとの正体、意外なところにヒントが隠されていた

この記事には、「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」第8話『合金』のネタバレが含まれています。

「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」“よそびと”正体のヒント
「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」よそびとは「サウロンじゃないか?」と疑われたキャラの一人であったが、最終話で彼が「イスタル(イスタリの単数形)」であることが判明。イスタルとは魔法使いのことであり、よそびとの持つ強大な能力がそのヒントとなっていた。しかし役を演じるウェイマンによると、衣装にも正体を知る重要な手がかりが隠されていたという。
「視聴者が気付いたかどうか分かりませんが、衣装はシーズン中に少しずつ変化しています」と明かしたウェイマン。布が自己治癒力を持ち、実質的によそびとの存在によって生きている、というアイデアが採用されていたようだ。
「よそびとを包んでいるということは、それ自体が微妙に変化しているということです。まるで全部引き込まれてしまったかのように、とても大きくてワイルドな衣装から、よりイスタルの衣装のようになったんです。」
また、よそびとがイスタルであるならば、その正体は灰色のガンダルフ、白のサルマン、茶のラダガスト、あるいは原作シリーズを通して言及される青の魔法使いの一人だと考えられる。その中でも一番可能性が高いのは、ガンダルフだ。
最終話の終盤で、よそびとはハーフットのノーリと共にリューンを目指して旅立つ。その時ノーリが「行くべき方向も分からない」と言うと、よそびとは「迷ったら…いいかいエラノール 鼻に任せるんだ」と返す。このセリフは、『ロード・オブ・ザ・リング』(2001)のガンダルフがメリー(ドミニク・モナハン)に言う「道に迷ったら鼻を利かせることが大事だ」というセリフと同じである。
さらに、よそびと&ノーリの友情は、ガンダルフ&フロド(またはビルボ)との関係を彷彿とさせる。これについてウェイマンは「確かに最初の頃のノーリとの関係は、まるで彼女がこの世界のエネルギーであり、彼がそこに入ってくるかのようです。後の作品にそういう含みがあるとか、僕はあまり考えてませんでした。でも人々が共鳴しているなら、それは嬉しいことですね。」とコメント。「鼻に任せるんだ」と言う場面については、「お互いに腕を組んで『これは私たちの冒険だ。一緒に旅に出よう』と言っているようなものです」と語っている。
よそびと=ガンダルフ説は有力とはいえ、もしかしたらサルマンや他のキャラだったという意外な展開もあるかもしれない。現在撮影中のシーズン2で、詳細が明らかになることを期待したい。
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Source:TV Line